サンアントニオ・スパーズのフォワード、デマー・デローザンは古巣が何を手放したのか再び思い出させました。
2018年のオフシーズンにトロント・ラプターズからスパーズへトレードされたデローザンは、12月26日(日本時間27日)に行われたラプターズとの一戦にて、36分間の出場で27得点、5リバウンド、8アシストを記録しました。スパーズはこの試合に119‐114で勝利しており、デローザンは移籍後のラプターズとの対戦成績を3勝2敗としています。
『SportsNet』によると、ラプターズのガードであるカイル・ラウリーは試合後、元チームメイトで旧友のデローザンについて称賛のコメントを残しました。
「彼は全力でプレイしていた。27得点、8リバウンドの活躍が僕らとの差を開いた。僕は何年にも渡って彼を知り、一緒にプレイしてきたけど、彼は今も成長を続けていると思う。…彼はプレイメイカーとしての役割を果たすようになった。彼の強みである得点能力も健在だけど、他の選手のためにメイキングしたり、ロールプレイヤーを楽にプレイさせたり、味方が必要とするところにパスを出したり、オープンになるように仕向けている。味方が良いプレイをできるように自信を与えているんだ」
第4クォーターはラプターズが支配しているように見えましたが、デローザンは残り4分32秒から10得点を記録し、チームは残り1分20秒の時点から9‐0のランで逆転勝利を収めました。この試合により、スパーズは開幕2連勝、ラプターズは開幕2連敗で2020‐21シーズンをスタートさせています。
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バブル内で和解していたデマー・デローザンとラプターズ球団社長