負の連鎖を断ち切れないウィザーズは、主力選手を放出すべき?

(引用元:washingtonian.com)

11試合を終えて2勝9敗、平均失点はリーグワーストの120.2点…

 

昨季以上のステップアップが試されるはずだったワシントン・ウィザーズは、思いがけない負の連鎖に陥っています。

 

首脳陣の一人は、こう言います。

 

「彼らにはイエス(キリスト)が必要だ。」

 

エージェントの一人は、こう言います。

 

「知っていれば良かった。」

 

ジョン・ウォールブラッドリー・ビールのバックコートコンビは、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードCJ・マッカラムのコンビに似ているような印象がありますが、実際のところトレイルブレイザーズは8勝3敗を記録しています。

 

その大きな違いは、ディフェンスにほかなりません。

 

冒頭に書いたように、ウィザーズの平均失点はリーグ最下位…つまりディフェンスはリーグ最低レベルなのです。

 


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もちろん、ヘッドコーチのスコット・ブルックスにも非はあるのかもしれません。

 

しかしブルックスHCは就任1年目の2016-17シーズン、ウィザーズへの名称変更後ではシーズン最多勝となる49勝を記録し、昨季の2017-18シーズンも多くの試合でエースのウォールを欠きながら、最終的に43勝を挙げてプレイオフ進出へ導いているだけに、決して全てが悪いというわけでもないでしょう。

 

ですから、『Washington Post』のキャンデース・バックナー氏は、ブルックスHCが解任されることはないと言います。

 

「私はブルックスだけではないと思う。私は彼らが悪いとは思わないが、彼らがこうしたプレイを続けているときに、何とか呼び出して集められないものだろうか?彼らがプレイする方法を理解したと思い込んでいる。負け続けていることは、危惧すべきことだ。」

 

ビデオアナリストは、敗因についてこう語ります。

 

「(勝てないのは)ブルックスやロスターではない。彼らは互いを嫌っているか、好きなようにプレイしているだけだ。私はウォールがプレイの仕方を変える必要があると思うよ。トニー・パーカー(がサンアントニオ・スパーズに居た時)のように、ボールを早く回すんだ。」

 

ドワイト・ハワード復帰後も1勝3敗と低迷するウィザーズ。ディフェンスやケミストリーなど、改善すべきことは山のようにあります。(引用元:washingtonian.com)

 


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ウィザーズの状態が、修復不可能なところまで来てしまっているのかは分かりません。

 

しかし今後も勝てない状況が続くのであれば、チームの主力選手にあたるウォールビール、加えてオットー・ポーターJr.イアン・マヒンミといった選手を手放す必要が出てくるでしょう。

 

つまり”トレード”になります。

 

トレードが必要な理由は明確で、彼らは皆2年以上の契約を残しており、いずれも高額な契約となっているからです。

 

ウィザーズと2年以上の契約を残している選手を集めると、どうなるでしょうか?

 

▼ウィザーズと2年以上の契約が残っている選手と、その総サラリー額

今季(2018-19) 来季(2019-20)
ジョン・ウォール 2540万ドル 2700万ドル
ブラッドリー・ビール 1920万ドル 3780万ドル
オットー・ポーターJr. 2600万ドル 2720万ドル
イアン・マヒンミ 1600万ドル 1600万ドル
トロイ・ブラウンJr. 270万ドル 320万ドル
合計 8930万ドル 1億1120万ドル

 

来季、上記の5選手だけでチームの総サラリーは1億1100万ドルを超えます。

 

今季のNBAのサラリーキャップが1億900万ドルであるため、多少増えるにしても補強の余地はほとんど無いと言えるでしょう。

 

これが勝てているチームならばまだマシなのかもしれませんが、ウィザーズはそうではありませんね。

 

勝てないロスターに贅沢税(NBAが規定したサラリーキャップを超えた際に、リーグに支払わなければならないペナルティ)を支払うのは、明らかな失敗なのです。

 


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首脳陣の一人は、ウィザーズのトレードについてこう述べます。

 

もし(昨季にロサンゼルス・クリッパーズが見出した)ブレイク・グリフィンのようなトレードを見つけることができれば、それがスタートになる。

 

仮にウィザーズが、ウォールビールをトレードのリストに挙げたとしたら、いくらかのチームは興味を示すでしょう。

 

しかしそれには対価を必要とすることも、忘れてはいけません。

 

フェニックス・サンズは明らかにポイントガードが不足しているため欲しがるかもしれませんが、ウィザーズを納得させるだけの対価を支払えるでしょうか?

 

ミネソタ・ティンバーウルブズは依然としてジミー・バトラーのトレードを検討していますが、バトラーがウィザーズに残留する意思がなければ、ウィザーズがトレードをするメリットはほとんどありません。

 

バックナー氏はウォールビールを残し、ポーターJr.を放出すべきではないかと語ります。

 

「私は、フランチャイズの基盤がウォールとビールだと思う。オットーはスリーが打てて、19得点を記録したり、ディフェンスもうまい。だけど彼は、試合を変えることができる選手だろうか?」

 

ただどちらにせよ、ポーターの対価も安くはありませんね。

 

ウォールとビールは、2012-13シーズン以降ウィザーズを支えてきた良きコンビ。しかしチームが想定外の低迷に苦しむ以上、何が起こってもおかしくはありません。(引用元:spox.com)

 


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現状のウィザーズは、ボストン・セルティックスやトロント・ラプターズ、フィラデルフィア・76ers、ミルウォーキー・バックスと肩を並べているとは言い難いです。

 

その解決法は、一体どこにあるのでしょうか?

 

ブルックスHCを解任すれば、突然ディフェンスが改善されるとは到底思えません。

 

ただ少なくとも言えるのは、ケミストリーの構築に時間がかかり現状が長く続くのであれば、ウィザーズは積極的に主力選手の放出に動いたほうが良いということです。

 

そして放出しない選択をするのであれば、来季までほとんど変わらないロスターで勝負するということを、覚悟しておく必要がありますね。

 

(参考記事:‘They Need Jesus’: Woeful Wizards Won’t Find Quick Fix This Season

 

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