ラッセル・ウェストブルック頼りだったサンダーは、改善に向かっている!?

(引用元:skysports.com)

直近2シーズンのオクラホマシティ・サンダーは、エースのラッセル・ウェストブルックに関する2つの大きな問題を抱えていました。

 

一つは、ウェストブルックがコートに立っている時の問題で、これはウェストブルックがボールを独占しがちなところに関係しています。

 

もう一つは、ウェストブルックがベンチに下がった時の問題で、これはチームの戦力層の薄さを意味しました。

 

ウェストブルック自身は、前人未到の2年連続シーズン平均トリプルダブルの偉業を達成し、驚異的な個人成績を残しましたが、チームとしては2年連続でプレイオフのファーストラウンドで敗退を喫しています。

 

つまり言い換えれば、ウェストブルック頼りのバスケットでは、サンダーは勝てないことが分かっており、新たな考えが必要だということです。

 


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しかし”変化”とは難しいものです。

 

ウェストブルックが即座にプレイスタイルを変え、それを長く続けるというのは不可能に近く、慎重な計画や複数の段階に基づいたプロセスが重要になってくるでしょう。

 

とはいえ、全く変わっていないわけでもありません。

 

ウェストブルックは今季最初の2試合を欠場し、7試合に出場した後、足首の捻挫によりさらに6試合を欠場しました。

 

ウェストブルックが居ない間、彼の役割を担ったのは誰でしょうか?

 

それはもう一人の主力であるポール・ジョージと、今年のオフに獲得したデニス・シュルーダーですね。

 

サンダーは彼らにゲームメイクを託すことで、エースの不在も乗り切りました。

 

昨季までホークスの司令塔として活躍していたシュルーダー。オフェンス力の高さには定評があり、ウェストブルックの負担を軽くします。(引用元:sport.sky.de)

 


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現在はウェストブルックも怪我から復帰していますが、ジョージシュルーダーの存在は依然として大きいと言えるでしょう。

 

少ないサンプルとはいえ、ウェストブルックが彼らにプレイを譲る時、サンダーの新たな可能性が垣間見える時があります。

 

その一つが、ウェストブルック1試合のボールタッチ回数です。

 

今季、ウェストブルックの1試合のボールタッチ回数は平均84.8回を記録していますが、これは2014-15シーズン以降最低の数字を記録しています。

 

驚くことに、直近2シーズンでは約95回程度のボールタッチ回数を記録していました。

 

これは明らかに、今季のウェストブルックが多くのボールを共有していることを意味しています。

 

さらにウェストブルックが今季にプレイした13試合で記録したアシストは、チームの39%を占めています。

 

直近2シーズンではこれが50%に近い数字を記録していたため、これも大きな変化と言えるでしょう。

 

ジョージシュルーダーとボールを共有することで、サンダーのオフェンスはより脅威的となるのです。

 


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サンダーのビリー・ドノバンHCは、ジョージシュルーダーについて次のように語っています。

 

「デニスとポールは、スキルや視野を生かして、そのポジションからプレイを作り出すことができる。」

 

実際、ジョージは今季、キャリアハイの平均4.3アシストを記録しています。

 

シュルーダーも司令塔を担う場面は減ったものの、平均5.1アシストを記録しており、古巣のアトランタ・ホークス戦では8アシストを記録しました。

 

ドノバンHCは、続けてこう語ります。

 

「ゴールに圧力をかけたり、スリーポイントシュートが打てる選手が多いほど、ボールを動かしてオープンな選手を見つけるためのドライブやチャンスが生まれやすくなる。」

 

シュルーダーも、11月2日(現地時間1日)のシャーロット・ホーネッツ戦の勝利後、同じようなことを語りました。

 

「誰もが攻撃することができて、誰もがオープンなチームメイトを見つけられる。どこから攻められるか分からない。僕はそれが、かなり危険だと思うね。」

 

今季のサンダーのプラスマイナスは、直近2シーズンより遥かに良い+6.7を記録。これもチーム力が上がった証拠でしょうか。(引用元:zeit.de)

 


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確かに、ウェストブルックのボール独占や、選手層の薄さという問題は改善されつつあります。

 

ですが、あくまでそれは進行途中であることを忘れてはなりません。

 

今季の2試合で、ウェストブルックは10本以上のスリーポイントシュートを放つことがありました。

 

サクラメント・キングス戦では10本中4本のスリーポイントシュートを決め、ナゲッツ戦では12本中わずか1本しか決まりませんでした。

 

そしてこの2試合は、どちらも敗れています。

 

相手のリードが広がれば広がるほど、サンダーの選手のショットが入らなければ入らないほど、ウェストブルックは自身のプレイを押し出そうとしてしまう癖があると言えるでしょう。

 

しかしジョージは、ウェストブルックのプレイスタイルについて、次のように語ります。

 

「ラス(ラッセル・ウェストブルック)は、僕らと同様に勝ちたいと思っている。彼は負けるとしても、一生懸命やっているんだ。それは彼が作り上げたものだ。」

 


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次のステップは、サンダーのスター選手が得点を挙げていなくても、オフェンシブなシステムを維持することです。

 

ホーネッツ戦では最大19点のリードを離されながら、ウェストブルックは3本しかスリーポイントシュートを放たず、シュルーダーアレックス・アブリネスにボールを多く与えました。

 

そういったコンセプトに基づいてプレイできるかが重要になってきます。

 

それは必ずしも順調に進んでいくわけではなく、紆余曲折を経ることでしょう。

 

しかしここまでサンダーは14勝7敗を記録しており、明らかに直近2シーズンよりは良い状態にあります。

 

加えて、2年連続シーズン平均トリプルダブルを記録していたはずのウェストブルックは、今季ここまで3回しかトリプルダブルを記録していません。

 

つまりウェストブルックのトリプルダブルは、サンダーの勝利に必須ではないのです。

 

ホーネッツ戦の後、ウェストブルックはこう語っています。

 

「僕は勝利が大好きだ。こういった試合をするのが大好きだよ。」

 

チームの勝利のため、ウェストブルックも、チームも、改善に向けて取り組んでいることがよく分かりますね。

 

ポストシーズンを迎えた時、彼らがどこまでウェスタン・カンファレンスの脅威となっているか、楽しみにしましょう。

 

(参考記事:Changing Russell Westbrook’s Habits Won’t Happen Overnight, but OKC Is Trying

 

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