
(引用元:gannett-cdn.com)
1月22日(現地時間21日)の試合でフィラデルフィア・76ersはヒューストン・ロケッツに快勝しましたが、ジェームス・ハーデンの勢いを止めるまでは至りませんでした。
ウェスタン・カンファレンスのプレイヤー・オブ・ザ・ウィークに選ばれて数時間後、ハーデンは37得点を挙げてみせました。
第3クォーター終了時点でロケッツは63得点しか挙げておらず、ハーデンは第4クォーターをプレイしていないにも関わらずです。
異次元なパフォーマンスを続けるハーデンのスタッツさらに詳しくしてみれば、より興味深い数字が明らかになります。
ということで今回は、ハーデンの”必見の数字”をいくつかご紹介しましょう。
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直近4試合で200得点
直近4試合で200得点ということは、1試合あたり平均50得点を挙げていることになります。
もちろんそれだけでも素晴らしいのですが、驚くべきことにハーデンはこれらをアシストを受けずに記録していることです。
ハーデンが最後にアシストを受けたのは、1月13日に行なわれたオーランド・マジック戦の第4クォーター(クリント・カペラからのアシスト)であり、彼がいかに個の力で得点を量産しているかが分かります。
なお過去50年間、直近4試合で200得点以上を記録した選手は、ハーデンとコービー・ブライアントしか居らず、達成した回数と得点は以下の通りです。

(引用元:ESPN Stats & Information)
月の最初の10試合で437得点
ハーデンは1月の最初の10試合で437得点を挙げており、月の最初の10試合での得点としては2006年1月にコービーが記録した455得点以来、最高の数字となっています。
ちなみにコービーは10試合目のトロント・ラプターズ戦で、NBAの歴史に残る81得点を挙げました。
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20試合連続30得点以上
ハーデンは12月13日のロサンゼルス・レイカーズ戦以降、20試合連続で30得点以上を叩き出しています。
NBAの歴史上で他にこれを達成したのはウィルト・チェンバレンただ一人で、彼は1961-62シーズンに65試合連続30得点以上を記録しました。
20試合連続両チームの最多得点者
ハーデンは20試合連続で両チームの最多得点者となっています。
彼が最後にそれを逃したのはポートランド・トレイルブレイザーズ戦で、ハーデンが29得点、デイミアン・リラードが34得点でした。
この記録を達成しているのは、NBAの歴史上でチェンバレンとマイケル・ジョーダンしかいません。
19試合連続貢献得点50点以上
自身が決めた得点と、自身のアシストから生まれた得点を合わせた貢献得点において、ハーデンは19試合連続で50得点以上を記録していました。
76ers戦での敗戦で記録は途切れましたが、これはNBA史上最長記録となっています。
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直近23試合で平均40.4得点
ハーデンは直近23試合で、平均40.4得点を挙げています。
過去、直近の20試合以上で平均40得点以上を記録したのは、以下の4人しかいません。
選手 | 試合数 |
ウィルト・チェンバレン | 515 |
エルジン・ベイラー | 33 |
コービー・ブライアント | 23 |
リック・バリー | 22 |
2試合連続55得点以上
ハーデンは1月14日のメンフィス・グリズリーズ戦で57得点、16日のブルックリン・ネッツ戦で58得点を挙げました。
2試合連続55得点以上を記録したのは、NBAの歴史上でもチェンバレンしか達成していない偉業です。
1試合平均35.7得点
ハーデンは今季、1試合あたりの得点で平均35.7得点を記録しています。
これはキャリアハイの成績に限らず、チェンバレン、ベイラー、バリー、ジョーダン、コービーに次ぐ6人目に高い数字でもあります。
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いかがでしたか?
こうして見ると、ハーデンのスコアリングに関しては歴代でもトップクラスと言えるのではないでしょうか。
まだ続いている連続記録や、異次元なハイスコアもあるので、今後の活躍にも期待したいですね。
1月24日(現地時間23日)はニューヨーク・ニックスと対戦しますが、ハーデンはニックス戦の直近4試合すべてで30得点以上を記録しています。
またもや当たり前のように得点を量産するのか、注目しましょう。
(参考記事:The must-see numbers from James Harden’s incredible hot streak)
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