アンソニー・デイビスは、ファンやチームメイトから愛されている

(引用元:
images.performgroup.com)

スムージー・キング・センターに集まった16,980人のニューオーリンズ・ペリカンズのファンは、アンソニー・デイビスの復帰にどう反応すればいいか把握していませんでした。

 

1月下旬にチームへトレードを要求したデイビスは、左手の人差し指の負傷により約3週間を離脱し、チームがトレード期限までに彼を放出しないと決断した2日後に、チームメイトと再会を果たしました。

 

復帰した2月8日(日本時間9日)のティンバーウルブズ戦でデイビスを待ち受けていたのは、シーズン中続くと考えられるブーイング、あるいは歓声、そしてそれらが混在したぎこちなさだったのです。

 

それでもペリカンズのアルビン・ジェントリーHCは、デイビスが戻ってきたことについて次のように語りました。

 

「私はあらゆるショックが終わったと思う。明らかに彼はここに居たくないと言い、トレードを望んでいる。全てが周りに知られている。今、我々がやろうとしていることは、全体にいくらかの正常性を取り戻すことだ。」

 


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デイビスは24分49秒間の出場で32得点、9リバウンドを記録し、チームの勝利に大きく貢献する形となりました。

 

彼が25分未満の出場で30得点以上を記録したのは、これがキャリア初です。

 

そしてデイビスは観客の反応について語りました。

 

間違いなく厄介だったね。ブーイング?いいさ、僕には関係ない。僕はバスケットボールをするつもりだからね。でもこれは一人の男の人生だ。僕のようにならない人だっている。僕はただ、好きな試合をプレイするためにコートに戻って来られることが嬉しいんだ。」

 

デイビスがトレードを要求した直後のホーム戦では、試合前のビデオにデイビスが映されることはなく、ロスター全体のイメージから削除されていました。

 

しかしティンバーウルブズ戦でビデオが流れた時、デイビスはそこに含まれており、観客の何人かは実際に歓声を上げたのです。

 

ただそれでも、わずかな歓声が後に大きくなることは予期できなかったでしょう。

 


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試合の前半は、デイビスへのブーイングで埋め尽くされていました。

 

ですが後半に入ると、観客の反応は大きく変わることとなります。

 

第4クォーター残り5分43秒にチームがタイムアウトを取った際には、ファンがジェントリーHCに対しデイビスをコートに出すよう「A.D.、A.D.」と叫びました。

 

ただデイビスジェントリーHCに20~25分間しか出場しないことを伝えられていたため、結局第3クォーター残り3分14秒にコートを去って以降、戻ってくることはありませんでした。

 

この日の試合で27得点を挙げたペリカンズのガードのドリュー・ホリデーは、次のように語っています。

 

彼がプレイしたいと望むのであれば、彼にプレイさせてほしい。それが彼の情熱だろう?アンソニーがここに居るのは、バスケットボールをするためなんだ。彼は明らかに再契約しないことを知らせたけど、彼はまだバスケットボールの試合を愛している。僕は、彼が選手として僕たちを愛しているのは知っているし、彼はコートに出てきて激しくプレイするはずだ。もしアンソニーがそこに居るのなら、それは僕たちが勝てる最高のチャンスなんだよ。」

 

ティンバーウルブズ戦で、デイビスがオンコート時のプラスマイナスは+23を記録。対してオフコート時は-17を記録しており、彼の重要性を物語っていると言えるでしょう。(引用元:basketusa.com)

 


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デイビスがスターティングラインナップで発表された時、観客の反応のほとんどはブーイングでした。

 

そしてデイビスが第1クォーターでボールを触るたび、観客は彼に対し野次を飛ばしていました。

 

しかし不思議なことにデイビスがプレイするたび、観客の大多数はブーイングを捨てて拍手をし始めます。

 

ペリカンズのガードであるティム・フレイジャーは、試合後に次のように述べました。

 

ブーイングよりも歓声が聞こえたよ。

 

そしてデイビスはファンの極端な反応や、別の反応に悩んでいることは無いと語ります。

 

「(ブーイングと歓声の)両方に居ることなんてできない。そういったことは僕を悩ませないよ。僕はただバスケットボールをしたいんだ。他の全てのもの、外からのノイズ、Twitterの暴言、それらは全て良いものだ。良い人なんだ。だから気にしないよ。僕はプレイしたい。そして25分間、愛する試合をすることができて楽しかった。」

 


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デイビスのトレードの要求が公になって以来、彼は過去2週間で後悔していることは無いか尋ねられました。

 

彼は、こう言います。

 

「いいや。したことを後悔することは無いよ。

 

そしてたとえトレード期限までに移籍することがなくても、シーズンの残りをチームに尽くす準備が出来ていることを明かしました。

 

「もちろん、これはビジネスだ。僕は彼らの立場を分かっているし、準備もできている。だけど彼らが僕にプレイしてほしいと言った時、僕の考え方は変わり、今はプレイすることに集中しているよ。僕がフロアを踏む時は、いつだって効果的になりたいんだ。僕がショットを打っても打たなくても、今夜がどうなるかなんて分からなかった。そして僕はやれたね。」

「最も重要なことは、勝利を得たことだ。僕は全力を尽くす。結局のところ、僕はプロであり続けるんだ。」

 


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ホリデーは今のデイビスとの状況を冗談めかし、まるでコービー・ブライアントポール・ピアースが別れる時のようだと語りました。

 

「僕たちはみんな、アンソニーと楽しんでいる。僕たちは彼が居ること、そして彼とプレイすることが大好きだ。(デイビスの)この旅はポール・ピアースやコービーのようなものかな?一種のA.D.の旅なのかもね。いや…でもこれが彼の情熱であり、やりたいことだ。

「彼はまだここにやって来て、一生懸命プレイし、持っている全てを与えてくれるはずだよ。彼はずっとそれを示し続けているからね。」

 

デイビスがトレードを要求した後でも、ファンやチームメイトは彼を信頼しています。

 

彼は、とても愛されているのです。

 

(参考記事:Anthony Davis greeted with boos, cheers in return for Pelicans

 

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2019-02-03

2 件のコメント

  • アメリカのファンの反応って、本当に、極端な事が多いですね。あんなに、素晴らしいプレイをみせてくれたADに、ブーイングとは。レナードの時もそうでしたが、愛していただけに、許せないのでしょうか?
    今回のミロティッチ放出でペリカンズが弱体化しませんように。

    • Junko.さんコメントありがとうございます!

      結局応援するチームの今後がプラスとなるか、マイナスとなるかといった感じなのかもしれません。
      ただ試合を通じてブーイングされるところを、途中から歓声に変えてみせたデイビスの才能はやはりとんでもないものだなと実感させられますね!

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