
(引用元:nbcsports.com)
複数人のトレードによってシカゴ・ブルズからワシントン・ウィザーズへ移籍したジャバリ・パーカーは、そのわずか3日後に古巣ブルズと対戦することとなりました。
試合前、パーカーはブルズとの対戦について次のように語ります。
「楽しみにしているよ。僕が今できるのはそれだけ。それが僕のやり方だ。楽しみにして、改善し続ける。それこそが、僕の居る場所だからね。」
そしてパーカーはこの日の試合で20得点を記録し、ウィザーズの勝利に大きく貢献しました。
ウィザーズのスコット・ブルックスHCは、パーカーについて次のように語ります。
「彼は我々のために、多くの良いことをやっている。我々は、彼が最後の数試合でされていたように起用するつもりだよ。彼はポイントフォワードのようになり、アタックし、プレイを作り出して貢献することができる。オープンになって、ショットを打ち、ドライブをする。そして彼はフロアをとても良く見ている。」
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パーカーに限ったことではありません。
そのトレードに含まれ、同様にブルズからウィザーズへ移籍したボビー・ポーティス、対してウィザーズからブルズへ移籍したオットー・ポーターJr.にとっても、この日は古巣との対戦でした。
ブルズで3シーズンを過ごしていたポーティスは、トレードについて次のように語ります。
「決してトレードされるとは思っていなかったけど、これはバスケットボールだ。僕は正しい方向に導くという意味では良い働きをしたし、今僕はチームに所属している。彼らは僕をとても気に入ってくれているんだ。」
ポーターは2013年のドラフトでウィザーズに全体3位指名されて以降、ずっとウィザーズに尽くしてきました。
彼はウィザーズとの対戦したことについて、こう語ります。
「かつてのチームに対し、少し感情的なプレイをしてしまった。だけどボールが上がった後は、全てが窓の外に出ていったよ。」
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23歳のパーカーは、ブルズのフレッド・ホイバーグ元HCのペース&スペースオフェンスには不向きだったようです。
そしてホイバーグが解雇され、ジム・ボイレンが新たに指揮官になった後、パーカーはブルズのローテーションから完全に消されました。
ボイレンがヘッドコーチに就任した後、彼との関係がどう変わったか尋ねられたパーカーは、「トータルで180度(変わった)」と言います。
「その時点で言い争いはしていなかった。みんなが問題を背負っていたからね。ただこの関係が僕の方からじゃなく、彼の方からひねくれていくのは、見てて気分が悪かった。彼の言うこと、決断を僕は理解できるけど、ヘッドコーチになった時だったから大変だったんだ。」
しかしボイレンHCとの関係が悪化しようと、ブルズが低迷していたとしても、パーカーはチームで過ごした時間を楽しんでいたと語ります。
「僕は何人かの素晴らしい人たちに会えたから、ここでの経験は大好きだよ。チームメイトが大好きだ。」
(参考記事:Parker returns to Chicago with Wizards)
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