マジック戦で正式に引退し、永久欠番セレモニーを行うクリス・ボッシュ

(引用元:blogdebasket.com)

マイアミ・ヒートに2度のNBAタイトルをもたらしたクリス・ボッシュが、3月26日(日本時間27日)にアメリカン・エアラインズ・アリーナで行われるヒート対オーランド・マジック戦で正式に引退をします。

 

そして同時にその日、ボッシュの背番号『1』がアロンゾ・モーニングティム・ハーダウェイ、そしてシャキール・オニールに次いで4番目に、永久欠番としてアリーナの垂木からジャージーを揺らすことになります。

 

彼のキャリアは祝うべきものでしたが、今まではそういう気分になれませんでした。

 

ボッシュはこう語ります。

 

「とても凄いことだね。僕はもっと時間があると思ったけど、組織とパット・ライリー(球団社長)に与えられた時間には十分な価値があった。かなりクールだよ。」


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ボッシュはトロント・ラプターズでの7シーズン、そしてヒートでの6シーズンの計13シーズンをNBAで過ごしました。

 

キャリア平均19.2得点、8.5リバウンドを記録し、11回のオールスター選出と2回のNBAチャンピオンも経験しています。

 

NBAの歴史上で30人の選手が11回のオールスターを経験し、そのうち23人はバスケットボールの殿堂入りを果たしました。

 

ただボッシュは、結局のところその全員が殿堂入りに値すると言います。

 

ヒートの指揮官であるエリック・スポールストラHCは、ボッシュについてこう語りました。

 

「特にクリスを知っていて、彼の試合における重要性、そして勝者として、チームメイトとして、チャンピオンとして何をしたかを知っている時、彼のキャリアが早く終わったのは本当に罪だよ。


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26日のマジック戦は、ヒートにとって今季最大の明暗を分ける試合となる可能性があります。

 

なぜなら現在ヒートはイースト8位、マジックはイースト9位でプレイオフの出場権を争っており、この日の勝敗がプレイオフ争いに影響を与えてもおかしくないからです。

 

それでもスポールストラHCハーフタイムにボッシュが正式に引退する時、ヒートの選手らをコートに向かわせることを考えています。

 

「我々やこの街がCB(クリス・ボッシュ)に対して持っている愛を、我々のアリーナで正しいやり方で尊重することを見てもらいたいんだ。CBという真のチャンピオンで、そうした人間のためにするだけのこと。普通の人のためにはやらないことだよ。」

 

ボッシュがヒートにもたらしたものを考えれば、彼が永久欠番という名誉を与えられるのは当然のことです。

 

2010年、ヒートにレブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、そしてボッシュの”スリーキングス”を結成した時、ボッシュは最初にトリオの一員となることを決意した人物でした。

 

今ではロサンゼルス・レイカーズでプレイするレブロンも、今季の開始前にはボッシュについてコメントしています。

 

「僕たちがCBに望んでいることは、彼に健康と幸福を持っていてもらうことだけだよ。」

 

ヒートに2度のタイトルをもたらした”スリーキングス”は、球団の歴史を語る上で決して欠かせない存在です。(引用元:nba.com)


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もちろん印象深い瞬間もあります。

 

2013年のNBAファイナル第6戦、対戦相手のサンアントニオ・スパーズに3勝されて負けられないヒートは、この時も劣勢を強いられていました。

 

3点ビハインドで迎えた第4クォーター最後のヒートのポゼッション、レブロンが放ったスリーポイントシュートが外れるも、このリバウンドをボッシュが奪い取ってコーナーのレイ・アレンにパスを出すと、アレンが劇的な同点スリーポイントシュートを沈めました。

 

 

さらに3点リードで迎えたオーバータイムのスパーズの最後のポゼッション、コーナーからスパーズのダニー・グリーンが同点スリーポイントシュートを狙うも、これをボッシュがブロックし第6戦の勝利に導いたのです。

 

 

そして勢いに乗ったヒートは第7戦も制し、NBAチャンピオン2連覇を成し遂げました。

 

当時のプレイについて、ボッシュはこう語ります。

 

「いつも僕に悪寒を与えるよ。物事がどれだけ早く変化してしまうかを示しているから、僕は少しすくみ上がるんだよね。」


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”変化”は時に素晴らしいですが、時に残酷な現実も与えてしまいます。

 

2015年のオールスターブレイク中、ボッシュに最初の血栓が発覚し、彼はそのシーズンの残り試合の欠場を余儀なくされました。

 

翌シーズン、ボッシュはコートに戻り再びハイレベルなプレイを続けましたが、2016年2月のラプターズ戦に出場するべくトロントに来た時に再び問題が起こります。

 

そう、別の血栓が見つかったのです。

 

そして以来ボッシュが二度とプレイすることはありませんでした。

 

それでもボッシュは現状について、こう言います。

 

「今は気分が良いよ。起きたことは素晴らしい。本当に、本当に良いんだ。」

 

ボッシュは最近様々な音楽を作り、ビールを飲んだり、スケッチしたり、子供と遊んだり、レンチの使い方さえも学びました。

 

そんな日常的で幸せな生活をしているのです。


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そして間もなく、ヒートの歴史を紡いだ一人の選手が引退します。

 

ボッシュはこう語りました。

 

僕は今の自分の居場所、自分の気持ちにとても満足している。それが最も重要なことなんだ。もう一度バスケットボールをやろうとすることさえ想像できないよ。とても充実したキャリアだった。それは終わってしまったけど、とても充実したキャリアだったんだ。」

 

(参考記事:Chris Bosh ready to see his jersey retired by Miami Heat

クリス・ボッシュが引退へ…「その時は過ぎた」

2019-02-13

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