ラプターズの目標はトップシードではない

(引用元:skyhook.es)

現在51勝22敗でイースト2位のトロント・ラプターズは残り9試合で、イースト首位のミルウォーキー・バックスと3.0ゲーム差が離れています。

 

まだイーストのトップシードを狙える可能性はあり、それは価値のある目標で、大抵のチームはトップシードの座を得るために努力することでしょう。

 

しかしラプターズのニック・ナースHCは、イーストのトップシードが最優先事項ではないことを明かします。

 

3月22日(日本時間23日)のオクラホマシティ・サンダー戦に敗れる前、ナースHCは次のように語りました。

 

「我々は毎晩勝利しようとしている。(しかし)結局我々が終えたところがシードなんだ。」

 

彼はそれが正しいアプローチであると気が付いたのはいつからでしょうか?

 

「私がこの職に就いた時からだよ。」


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ナースHCがそう決心したのは、ここ数年間でラプターズがプレイオフで経験したものを見てきたからです。

 

ラプターズの直近5シーズンのレギュラーシーズンにおける成績は、チームの24年間の歴史で最も良い平均53勝を記録しています。

 

しかしプレイオフの成績は散々で、直近4シーズンのうち3回はスウィープでの敗退を喫しており、特に2017年と59勝を記録してイーストのトップシードで臨んだ2018年、クリーブランド・キャバリアーズに2年連続でスウィープで敗れたのは記憶に新しいことでしょう。

 

またナースHCは、次のようにも語っています。

 

「我々のチームや状況とは、あまり関係がないみたいだよ。ああ、我々はきちんとしたシードは欲しいんだけど、(バックスに)追いつくことはできないからね。」

 

それから彼は微笑んでこう言います。

 

「昨季に誰かが勝ち取ったのはトップシードじゃないと思うんだ。確信は無いけどね。」


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ナースHCの考えは、決して間違っていません。

 

なぜならこの10年間、トップシードを獲得したイーストのチームのほとんどがプレイオフで失敗に終わっているからです。(イーストを席巻したレブロン・ジェームズの影響もありますが…)

 

トップシードを獲得したチーム プレイオフの成績
2018 トロント・ラプターズ カンファレンス準決勝敗退
2017 ボストン・セルティックス カンファレンス決勝敗退
2016 クリーブランド・キャバリアーズ NBAチャンピオン
2015 アトランタ・ホークス カンファレンス決勝敗退
2014 インディアナ・ペイサーズ カンファレンス決勝敗退
2013 マイアミ・ヒート NBAチャンピオン
2012 シカゴ・ブルズ ファーストラウンド敗退
2011 シカゴ・ブルズ カンファレンス準決勝敗退
2010 クリーブランド・キャバリアーズ カンファレンス準決勝敗退
2009 クリーブランド・キャバリアーズ カンファレンス決勝敗退

 

だからこそラプターズはストーリーを書き換えるため、マサイ・ウジリGMは大胆な策を敢行して見せました。

 

ドウェイン・ケイシーを解任してナースを就任させたこと、デマー・デローザンを放出してカワイ・レナードを獲得したこと、それからヨナス・バランチュナスを放出してマルク・ガソルを獲得したこともその一手と言えるでしょう。

 

ナースHCはこうした指揮官やロスターの大きな変更について、笑顔で次のように語ります。

 

「最終的な目標を念頭に置いた上で、”いくつかのピースを動かし、様々なやり方に挑戦してみる”というテーマでトレーニングキャンプに臨んだんだ。」

 

そしてその目標のために、ラプターズは一年中様々なラインナップやアプローチを積極的に取り組んできました。

 

その結果がイースト2位という好位置なわけですから、むしろナースHCの手腕を評価する方が正しいと言えます。


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ナースHCは、こうも語りました。

 

「我々はリーグのトップシードを獲得できるだろうか?それも負傷者が出ることなくだよ。しかし我々には山ほどの負傷者が出た。4人か5人は20試合以上に出られなかったと思う。多いよね。」

だから必要な時にチームを元に戻し、チームの力を最大限に発揮させたり活かせばいいんだよ。何らかの理由でそれが出来なかったら?我々は完全な強さでなくても試合をしたことがあるから、その先に行くこともできるはずさ。」

 

ラプターズが残り9試合でバックスに追いつくかどうかに関わらず、彼らの目標は変わりません。

 

ラプターズのカワイ・レナードは次のように語りました。

 

「僕たちはまだその目標に向かって努力しているんだ。僕たちはここで特別なことをするチャンスがある。それが僕が当てている焦点だよ。」

 

トップシードが必ずしも重要でないことをどれほど証明できるか、それはラプターズが目標を達成できるかどうかにも懸かっていると言えるでしょう。

 

(参考記事:Raptors focused on playoffs, not playoff seed

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