
(Photo by Ezra Shaw/Getty Images)
4月2日(日本時間3日)に行われたデンバー・ナゲッツ対ゴールデンステート・ウォリアーズの第3クォーター、ウォリアーズのケビン・デュラントがファウルをコールされないことに猛抗議し、退場処分となる場面がありました。
第3クォーター残り8分27秒にデュラントがスリーポイントシュートを試みた際、ナゲッツのポール・ミルサップがファウルしたのではないかとデュラントは審判に抗議しましたが、それは認められませんでした。
しかしデュラントは審判への抗議を止めなかったため、残り8分21秒に最初のテクニカルファウルを受けています。
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ウォリアーズはスティーブ・カーHCとデマーカス・カズンズがデュラントを落ち着かせようと動きましたが、デュラントの抗議は続き、審判のザック・ザルバ氏は即座に2つ目のテクニカルファウルをコールし、デュラントを退場処分としました。
デュラントはこれにより今季の累計テクニカルファウル数を15回としているため、これはウォリアーズにとって重要な出来事です。
NBAでは16回目のテクニカルファウルをコールされると1試合の出場停止処分を受けるため、デュラントとウォリアーズはその危機に瀕しています。
また同様にウォリアーズはドレイモンド・グリーンも、今季既に15回のテクニカルファウルを受けていることに留意しなければなりません。
デュラントがフロアから立ち去る時、オラクル・アリーナのファンは「最低な審判だ!」と怒って叫びました。
21分間でフィールドゴール13本中9本成功を含む21得点、3リバウンド、6アシスト、2ブロックと素晴らしいパフォーマンスを見せていたこと、ナゲッツとの絶対に負けられない一戦であることを考えれば、この2つのテクニカルファウルの意味は相当大きなものとなったはずです。(結果的にチームは勝利しましたが…)
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試合後、デュラントが記者団と話すことはありませんでした。
そのかわり、カーHCはデュラントが退場処分を受けたことに驚いたと語っています。
「最初はテクニカルに値すると思ったよ。でもその次はテクニカルに値すると思えない。私はとても驚いたよ。全てを見ていたからね。彼が退場に値するとは思えなかったが、ザック・ザルバ氏はこの試合の最高のオフィシャルの一人だと思ったから、文句を言わないことにしたよ。自分がやっていることを理解している素晴らしいオフィシャルだからね。ただただ驚くべきことで、私は(デュラントが退場したことについて)説明を受けたり、話をさせてもらう機会も無かったけど、我々は先に進むことにするよ。」
まだトップシード争いが決着していないだけに、デュラントがこれ以上テクニカルファウルを受けて1試合の出場停止処分を受けるのは、ウォリアーズとしては避けなければなりません。
(参考記事:KD ejected; 1 tech shy of 1-game suspension)
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