NBAに浸透した”負荷管理”という言葉…82試合フル出場の衰退

(引用元:flipboard.com)

ロードマネジメント――いわば”負荷管理”という言葉がNBAに浸透した結果、チームが選手を休ませるといった判断は非常に増え、一方で82試合にフル出場するといったことは稀になりました。

 

極端な例を挙げるとすれば、トロント・ラプターズのスーパースターであるカワイ・レナードはどうでしょうか。

 

彼は今季を通じて健康状態を維持し続けた一方で、レギュラーシーズンで出場したのは60試合しかありません。

 

これは数十年前のNBAと比較すれば、非常に新しい概念と傾向であると言えるでしょう。


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『HoopsHype』によれば、1967年から2004年の間でレギュラーシーズンの82試合にフル出場した選手は、全体の12.8%を占めています。

 

そしてこの37年間で、シーズン中に82試合に出場した選手の割合が9%を下回ったのは、1994-95シーズンのわずか一度しかありません。(ロックアウトで短縮されたシーズンは除く)

 

その一方で、今季は21人の選手が82試合に出場しましたが、これは全体の4.2%であり、7年連続で6%以下という結果になりました。

 

2010-11シーズン以降、82試合に出場した選手は、全体の5.1%しか占めていないのです。

 

加えてより深刻なのが、スター選手がフル出場をしなくなったことでしょう。

 

今季82試合に出場したオールスター選手は、シャーロット・ホーネッツのケンバ・ウォーカーと、ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールの2人だけです。

 

これはレブロン・ジェームズカール・アンソニー・タウンズだけがフル出場した昨季と全く変わっていません。

 

最後に4人以上のオールスター選手が82試合に出場したのは2002-03シーズンまでさかのぼり、当時はケビン・ガーネットコービー・ブライアントヤオ・ミンスティーブ・ナッシュアレン・アイバーソンマイケル・ジョーダンジャマール・マッシュバーンの7選手がフル出場を果たしていました。


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選手の出場試合数には、賛否両論があることでしょう。

 

健康であるにも関わらず欠場すれば、チームが敗戦する可能性を高めるだけでなく、チケット代を払って観戦しに来たファンにとってもショックなことです。

 

しかし必要以上に試合に出ることで、怪我のリスクを高めたり、あるいは疲労の蓄積といった懸念も生まれてしまいます。

 

NBAの規定自体に問題があると考える人もいれば、選手やコーチが不甲斐ないと考える人もいるかもしれません。

 

結局のところ、どちらが正しいというのは判断し難いでしょう。

 

しかしNBAにおける選手の起用法は、明らかに変化していることが見て取れます。

 

(参考記事:Very few NBA players, especially All-Stars, play 82 games these days

 

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4 件のコメント

  • これは、15-16のウォリアーズが決定打になったと思います。レギュラーシーズンで73勝しても優勝しなきゃ寧ろ叩かれるとわかったのだから、そりゃ手を抜きますよね笑

    • チョスティさんコメントありがとうございます!

      確かに2015-16シーズンは大きなターニングポイントになりましたね。最小限の力で最高の結果を出した方が正しいのであれば、チームもそういう判断をせざるを得ないのかもしれません。

  • シーズン終盤、順位が見えた時点で「負荷管理」するのは理解できる。
    しかし、日本からNBAを観に行ったのに、目当ての選手が休んでいてがっかりした経験がある。
    せめてホームコートでは、休養しないようにして欲しい。

    • マイラーさんコメントありがとうございます!

      言われてみれば、ロード戦だけでもそれなりに休養は取れますから、ホーム戦に出場するのは当然であった方が良いかもしれませんね。過去に比べれば選手を案ずるリーグになったかもしれませんが、やりすぎだと言える時もありそうです。

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