
(引用元:cbs4indy.com)
4月21日(日本時間22日)に行われたボストン・セルティックス対インディアナ・ペイサーズのファーストラウンド第1戦、セルティックスは110-106でペイサーズに勝利し、カンファレンス準決勝進出一番乗りを果たしました。
あれほどレギュラーシーズンが散々だったにも関わらず”スウィープ(4戦全勝)”したことによって、この先のプレイオフでセルティックスに対する期待値というのは、少なからず高まったのではないでしょうか。
そして特にこのプレイオフに入って違いを生み出しているのが、ゴードン・ヘイワードです。
<スポンサードリンク>
昨季は左足首の骨折によりプレイオフ出場を果たせなかったヘイワードは、試合後にこう語りました。
「ああ、座ってプレイオフでプレイ出来ないよりも悪いことなんて何もないよ。チームメイトと一緒に居られて、昨年起きたことの後にペイサーズを倒す機会を得る一員となれたのは、全てに価値がある。間違いなくだよ。」
「そして僕たちにとっては始まりに過ぎない。やるべきことはたくさんある。」
この日のセルティックスは、カイリー・アービングがフィールドゴール13本中4本成功(16得点)、アル・ホーフォードがフィールドゴール19本中4本成功(14得点)と、決して良い試合と呼べるものではなかったことでしょう。
しかし一方でヘイワードはフィールドゴール9本中7本成功と非常に効率良くショットを放ち、チーム最多の20得点を記録しました。
セルティックスが4点リード(87-83)で迎えた第4クォーター残り4分24秒からは、ヘイワードが一人で6得点を挙げ、チームに流れをもたらしています。
セルティックスのスウィープに、ヘイワードの力は欠かせないものでした。
<スポンサードリンク>
何より、ヘイワードはプレイオフに入ってギアを上げています。
▼ヘイワードのスタッツ比較
スタッツ | レギュラーシーズン | プレイオフ |
出場時間(分) | 25.9 | 31.1 |
得点 | 11.5 | 12.3 |
FG% | 46.6 | 48.6 |
3P% | 33.3 | 44.4 |
セルティックスはプレイオフに入って1試合あたりの平均得点を10点以上減少させましたが、一方でヘイワードは得点量を増加させているため、これはチームにとって非常に良いスタッツだと言えます。
チームメイトのアル・ホーフォードは、ヘイワードについてこう語りました。
「僕はゴードンにとても満足していたよ。こうした重要な試合でビッグショットを放ち、僕たちを押し上げてくれたからね。」
<スポンサードリンク>
カンファレンス準決勝では、おそらく第1シードのミルウォーキー・バックスと対戦することになるでしょう。
彼らは今季のリーグでトップクラスに手強い相手であるため、ここでもヘイワードの存在は非常に重要となってきます。
セルティックスのブラッド・スティーブンスHCは、次のように語りました。
「彼が戻るには長いプロセスを必要とした。我々はそれを分かっていたんだ。一年中言っていたけど、彼は20試合ごとに良くなっていき、今夜の試合が終わる時にも良くなっていた。」
今のヘイワードはセルティックスに勝利をもたらせる選手です。
そうであるならば、カンファレンス準決勝でどういう戦いができるか、非常に注目できると言えるでしょう。
コメントを残す