ニューヨーク・ニックスが今年の1月末、フランチャイズの礎と考えられていたクリスタプス・ポルジンギスをダラス・マーベリックスへトレードしたことで、大きな話題を集めたのは記憶に新しいことでしょう。
一方でこれは、ポルジンギスがトレードを要求したのか、それともフロント側の判断だったのか、といった不明な点もありました。
しかし先日行われた「JPM speaker」の中で、ニックスの球団社長であるスティーブ・ミルズ氏が、その真相について明かしています。
「彼は私たちのオフィスで、(ゼネラルマネージャーの)スコット(ペリー)氏と、私と座って、単刀直入に言ってきたんだ。”僕はここに居たくない。ニックスと再契約するつもりはないんだ。僕をトレードするために7日間をあげるから、それまでにトレードしなければヨーロッパ戻るよ”ってね」
Interesting new information on the Porzingis trade from today’s JPM speaker event with Scott Perry and Steve Mills
KP threatened to go back to Europe if not traded within 7 days
Scott and Steve had trade offers lined up dating back to last September pic.twitter.com/JGp1EQQrUV
— #Knockstape (@KnicksGuy1) May 22, 2019
ミルズ氏とペリー氏は、既にポルジンギスのフラストレーションを感じていたようで、シーズンを通じて複数のチームとトレードについて話し合っていたことを認めました。
ミルズ氏はこう語ります。
「幸いにも、私たちにはたくさんのトレードが来ていたから、彼がオフィスを出てすぐに電話をかけることができたよ。」
つまりこのトレードはポルジンギスからの要求だと言えますが、遅かれ早かれフロントはポルジンギスを放出していたことになるでしょう。