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レイカーズ加入前にひどく落ち込んでいたJR・スミス「バスケに関する何もかもがやりたくなかった」

2018年の後半にクリーブランド・キャバリアーズを去ったJR・スミスにとって、つい最近ロサンゼルス・レイカーズと契約を結ぶまでの長期の空白期間は楽しいものではなかったようです。

『AP』のグレッグ・バーチャム記者によれば、スミスは「長い間ひどく落ち込んでいた」と語りました。

「僕は大のビデオゲーマーだけど、(NBA)2Kすらやりたくなかったんだ。バスケも、運動も、2Kも、バスケに関する何もかもがやりたくなかった」



レイカーズのエイブリー・ブラッドリーが家族の心配を理由にシーズン再開を辞退したため、スミスは代替選手としてレイカーズと契約する機会を得ることができました。

レブロン・ジェームズと一緒にプレイした経験を持ち、3ポイントシュートの脅威となれるスミスの存在は、優勝争いをするレイカーズにとって良い補強だったと言えるかもしれません。

長期間プレイしないことの苦しみを知ったからこそ、スミスはこの機会を楽しみたいと考えています。

「人生の大半をリーグで過ごしてきた人間にとって、それを奪われるというのはカルチャーショックのようなもの。完全になくなるまで何を失ったかも気付けない。だから、今ある瞬間に感謝したい。そして来シーズンがあろうと、なかろうと、可能な限り得られるこの瞬間を楽しみたいんだ」

レイカーズのフランク・ボーゲル・ヘッドコーチは、スミスが長期間プレイしていなかったにも関わらずコンディションを維持していることについて「本当に素晴らしい話だと思う」と称賛しました。

「数年前にファイナルへ進出するチームの先発を務め、優勝も経験した彼が、この機会を得ようと準備する忍耐力を持っていたことは称賛されるべきだと思う」

スミスがブラッドリーの代わりを務めるとはいえ、アレック・カルーソやケンテイビアス・コールドウェル・ポープらとどのように出場時間を分け合うかは不明です。

それでも、ボーゲルHCはキャリア平均33ポイントシュート成功率37.3%を記録しているスミスに期待を寄せています。

ボーゲルはスミスについて「彼のニックネームが”スウィッシュ”なのは理由があるんだよね?」と語りました。

「彼はショットメイカーであり、接戦でも決めてくれる。本当に我々の力になってくれると思う」

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