
(引用元:http://www.nbareligion.com/2018/02/23/strano-caso-minnesota-timberwolves/)
どうも、コッコちゃんです!
第19回目となる今回は、ミネソタ・ティンバーウルブズの2017-18シーズンを総括していきます。
早速見ていきましょう!
成績
レギュラーシーズン
項目 | 成績 | 順位 |
勝敗(勝率) | 47勝35敗(.573) | 12位タイ |
平均得点 | 109.5 | 8位 |
平均失点 | 107.3 | 17位 |
平均得失点差 | 2.2 | 10位 |
オフェンシブ・レーティング | 110.8 | 4位 |
ディフェンシブ・レーティング | 108.4 | 22位 |
ネット・レーティング | 2.4 | 9位 |
プレイオフ
結果:ファーストラウンド敗退
項目 | 成績 | 順位 |
平均得点 | 101.6 | 11位 |
平均失点 | 110.4 | 12位 |
平均得失点差 | -8.8 | 13位 |
オフェンシブ・レーティング | 105.1 | 11位 |
ディフェンシブ・レーティング | 113.3 | 15位 |
ネット・レーティング | -8.2 | 14位 |
総合評価
項目 | 評価 |
オフェンス | ★★★★☆ |
ディフェンス | ★★☆☆☆ |
選手層 | ★★★☆☆ |
采配 | ★★☆☆☆ |
意外性 | ★★★☆☆ |
今季の良し悪し
良かった点
昨夏にジミー・バトラーやジェフ・ティーグ、タージ・ギブソンといった信頼できる選手を獲得したのは成功だったと言えるでしょう。
ティンバーウルブズにとって13年ぶりのプレイオフ出場と言うのが何よりの証拠です。
実力のある選手を獲得したことで選手層にも厚みが増し、それは結果的にオフェンス力の向上に繋がりました。
特筆すべきはターンオーバーの少なさで、AST/TOV(1本のターンオーバーにつきアシストを何本記録できるか)は、リーグ3位の1.82をマークしています。
さらにTOV%(ターンオーバー発生率)もリーグ3位の12.6%と非常に良いスタッツを残しており、弱点であるディフェンスを補って余りある火力を有していると言えるでしょう。
新選手の加入にうまく対応したカール・アンソニー・タウンズや、アンドリュー・ウィギンスらも評価できますね。
悪かった点
プレイオフでは第1シードのヒューストン・ロケッツに歯が立たず、敗れる結果となってしまいました。
もとより経験の浅さから下馬評はロケッツでしたが、それ以外にも要因は考えられます。
最も気になるのはレギュラーシーズンでの先発選手の出場時間で、これはリーグ1位の平均34.8分を記録しています。
自分たちより強大な相手に立ち向かう際、相手より疲労が溜まっていては勝てるとは到底思えません。
そういった点では、トム・シボドーHCの采配はやや残念なところがあったと言えるでしょう。
また、今季はプレイオフに進めたため良かったものの、ディフェンス面も改善しなければ、来季以降も再び苦しむシーズンとなってしまう可能性は十分にありえます。
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注目の選手

(引用元:http://www.startribune.com/wolves-taj-gibson-is-no-fool-to-do-the-dirty-work/460331063/)
タージ・ギブソン
ティンバーウルブズの脆いディフェンスを支えた第一人者は、昨年新たに加入したタージ・ギブソンです。
32歳のギブソンは、ベテランとして攻守でしっかり仕事を果たし、若手の手本となりました。
プレイオフ出場をかけたデンバー・ナゲッツとのシーズン最終戦では、第4クォーター残り2.8秒に絶好調のニコラ・ヨキッチからボールを奪うなど、記憶に残るビッグプレイも見せました。
得点力のあるタレントたちによって影に隠れがちですが、自身も平均FG%では57.7%と高い数字をマークしており、これからのティンバーウルブズには欠かせない貴重な存在であることは間違いないです。
今後の見どころ
主力には素晴らしい選手が揃っているため、手を加えるのはベンチ陣となります。
オフェンス力は素晴らしいものの、スリーポイントシュートの能力が非常に乏しいため、限られた資金の中で優れたシューターを獲得したいところです。
当然ですがディフェンス力も強化し、2年連続のプレイオフ出場に向けて余裕の持てる戦力を集めたいですね。
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