
(引用元:http://www.ibtimes.com.au/golden-state-warriors-vs-atlanta-hawks-live-stream-watch-nba-online-1566468)
どうも、コッコちゃんです!
2017-18シーズンの総括も、ついに第30回目となるラストを迎えました。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
最後は今季のNBAチャンピオンに輝いたゴールデンステート・ウォリアーズの総括をして、この企画もおしまいです!
早速見ていきましょう!
成績
レギュラーシーズン
項目 | 成績 | 順位 |
勝敗(勝率) | 58勝24敗(.707) | 3位 |
平均得点 | 113.5 | 1位 |
平均失点 | 107.5 | 18位 |
平均得失点差 | 6.0 | 3位 |
オフェンシブ・レーティング | 112.3 | 1位 |
ディフェンシブ・レーティング | 104.2 | 9位 |
ネット・レーティング | 8.0 | 2位 |
プレイオフ
結果:NBAチャンピオン
項目 | 成績 | 順位 |
平均得点 | 110.4 | 1位 |
平均失点 | 100.4 | 2位 |
平均得失点差 | 10.0 | 1位 |
オフェンシブ・レーティング | 111.9 | 1位 |
ディフェンシブ・レーティング | 100.5 | 1位 |
ネット・レーティング | 11.4 | 1位 |
総合評価
項目 | 評価 |
オフェンス | ★★★★★ |
ディフェンス | ★★★★☆ |
選手層 | ★★★★★ |
采配 | ★★★★★ |
意外性 | ★★★★☆ |
今季の良し悪し
良かった点
年々進化を遂げるオフェンスは今季も健在で、もはや最強と言うにふさわしい攻撃力であったと言えるでしょう。
平均FG%、3P%、FT%の全てでリーグトップを記録するだけでなく、平均アシスト数やアシスト率などでもリーグトップを記録しており、文句の付け所など一切ありません。
平均オフェンスリバウンド数はリーグ28位の8.4本、セカンドチャンスからの得点はリーグ最下位の10.3点を記録していることからも、いかにファーストショットで多くの点数を稼ぐ質の高いオフェンスができているか分かります。
様々な不安要素を抱えつつも臨んだプレイオフでは、課題の一つとして見られていたディフェンスを大きく改善させたことで攻守において隙が無くなり、順当に勝ち上がって行きました。
カンファレンスファイナルではヒューストン・ロケッツに先に王手を許すも、豊富なタレントと優れた采配によって前年王者のプライドを見せ付けたのはお見事でした。
NBAファイナルでもその実力が衰えることは無く、レブロン・ジェームズ擁するクリーブランド・キャバリアーズを過去4年間で初のスウィープで下し、悲願の2連覇を達成しました。
苦しいシーズンではあったものの、戦力、采配力、そして修正力を存分に発揮して最後には勝者に立ったことは、紛れもなく今季の最も良かった点として挙げられるでしょう。
悪かった点
レギュラーシーズンを通してウォリアーズに最も言われた問題点は”勝利への意欲”でした。
昨年のプレイオフでは16勝1敗という歴代最高勝率でNBAチャンピオンに輝いただけに、今季のレギュラーシーズンに懸ける想いは薄かったように見えました。
ステフィン・カリー、ケビン・デュラント、クレイ・トンプソンらの主力の故障離脱にも見舞われ、終わってみれば58勝24敗でウェスト2位とロケッツに首位を渡す形となり、スティーブ・カーHC就任後では最低勝率と、成功とは言えないレギュラーシーズンでした。
そんな苦しい状況からでもNBAチャンピオンに輝いたのは素晴らしいのですが、それはつまり来季のモチベーションがさらに下がらないかという懸念材料にもなります。
今季の苦労から学ばなければ、この苦労はただの失敗に終わり、さらに苦しい来季を迎えることになるでしょう。
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注目の選手

(引用元:https://hoopshype.com/2018/03/24/warriors-quinn-cook-on-recent-success-growth-with-golden-state-learning-from-veterans-future-with-team-dukes-run-and-more/
)
クイン・クック
主力の故障離脱が多いウォリアーズの中で、クイン・クックの存在はかなり大きかったのではないでしょうか。
昨年10月にウォリアーズと2way契約を結んだクックですが、実は下部リーグのGリーグでは歴代史上初の50-40-90を達成しており、シュートセンスはまるでチームメイトのステフィン・カリーさながらです。
3月以降は平均13.6得点と十分すぎる活躍を魅せ、4月10日にウォリアーズと本契約を結びました。
思わぬ掘り出し物となったクックが、今後もウォリアーズで躍動することは大いに期待できますね。
今後の見どころ
今季のウォリアーズは昨季同様に、ベンチメンバーの引き留めができれば良いと思っていましたが・・・
限られた資金の中でデマーカス・カズンズとの契約を勝ち取ったフロントの手腕には、開いた口が塞がりません。
これだけでも来季のウォリアーズに見飽きる要因はほとんどありません。
とはいえ、まだフリーエージェントになる選手を引き留めきれていないのも事実です。
ニック・ヤングやデイビッド・ウェストなど、ベンチメンバーをしっかり確保しておかなければ、戦力が低下する可能性は十分にあるでしょう。
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