
(引用元:Giannis Antetokounmpo)
どうも、コッコちゃんです!
ミルウォーキー・バックスの絶対的エースであるヤニス・アデトクンボは、2013年にバックスに全体15位指名された、いわば生え抜きのスタープレイヤーです。
NBAで5年間を過ごしたアデトクンボの実力を疑うものはもはや居らず、次世代のNBAを引っ張っていくにふさわしい存在と言っても過言ではありません。
しかし一方で、アデトクンボにはまだ足りていないものがあります。
それは”チームの成功”です。
アデトクンボ加入後のバックスは、5年間で3度のプレイオフ出場を果たしましたが、いずれもファーストラウンド敗退と、結果を残し切れていません。
確かにアデトクンボの才能は怪物級ですが、チームが成功できていない以上、まだ彼に求められるものはあるでしょう。
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昨季のアデトクンボは、自身のキャリアで最も素晴らしい出来でした。
平均得点、平均FG%。平均3P%、平均リバウンドはいずれもキャリアハイの数字を残し、フォワードのプレイヤーでありながらシーズン平均ダブルダブルを達成しました。(昨季にフォワードのプレイヤーでこれを達成したのは、アデトクンボとニューオーリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスのみ。)
ただこれらのスタッツに総じて言えるのは、”個の力”が極めて優れていたということです。
つまり、チームメイトを活かしていたかと言われれば、そうとは言い切れないのです。
実際に昨季の平均アシスト数は4.8本であり、これは2シーズン前の5.4本を下回っています。
ボール占有率を示すUSG%はキャリア最高の31.2%を記録しており、よりアデトクンボがボールを保持していることが見て取れますね。
もちろんそうなってしまった要因の一つとして、頼れるチームメイトがほとんど居なかったというのが挙げられます。
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ですがアデトクンボが孤軍奮闘と呼ばれる時代は、終わりを告げるべきではないでしょうか。
昨季のプレイオフで圧巻のパフォーマンスを魅せたクリス・ミドルトン、高い身体能力を誇るガードのエリック・ブレッドソー、昨年の新人王であるマルコム・ブログドンらが、頭角を現し始めています。
そして今夏には、オールスター出場経験を持つビッグマンのブルック・ロペス、昨季にフィラデルフィア・76ersのセカンドユニットとして活躍したアーサン・イリヤソバが加入しました。
つまり、バックスには頼れる選手が増え、層が厚くなっったのです。
となれば、アデトクンボが次に求められるものは、”チームメイトの活かし方”となるはずですね。
現役No.1プレイヤーと評されるレブロン・ジェームズは近年、チームメイトを活かすバスケットボールで勝利に導いています。
アデトクンボも同様に、それを成せるかが今季の焦点になってくるでしょう。
その結果、何らかの形でバックスの成功が証明できれば、アデトクンボの選手としての価値は、さらに上がっていくはずですね。
それでは!
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