オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールと、昨年引退した元マイアミ・ヒートのレジェンドであるドウェイン・ウェイドは、金曜日にインスタグラムで対談を行い、「なぜポールがヒートに移籍しなかった」のかという興味深い話をしていました。
そして両者が認めたことの一つとして、「互いの背番号」が関係していたようです。
ポールはキャリアを通じて背番号『3』を着用しており、「CP3」という愛称でも親しまれてきました。
一方でウェイドも、クリーブランド・キャバリアーズに在籍していた頃を除けば『3』を着用しており、同時にヒートのフランチャイズプレイヤーでもありました。
ポールはウェイドとヒート移籍について話し合っていた時、背番号『3』を譲ってくれることを期待していたものの、それが起きることが決してありませんでした。
ウェイドは背番号を譲らなかったことについて、次のように語っています。
「なんで私が譲らないといけないんだ?私のチームだったから、『3』を諦めることはできなかった。いつかはそこで引退することになっていたしね。譲れないと分かっていたんだ。CPが移籍しなかったのは、背番号で合意できなかったからさ」
もちろん、ポールが移籍しなかった理由はそれだけではなく、背番号の話もジョークかもしれませんが、時には背番号のためにチームメイトへ大金を払う選手も存在します。
ポールも、ウェイドも、ヒートで『3』以外を着用してプレイすることは想像できなかった(あるいはしたくなかった)のでしょう。
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