NBAのレジェンドで殿堂入りも果たしているアイザイア・トーマスは、今年のプレイオフのカンファレンス決勝でデンバー・ナゲッツがロサンゼルス・レイカーズを倒すことに懐疑的な人物のようです。
トーマスはナゲッツに競争する力はあるものの、レイカーズやレブロン・ジェームズが持つ経験や、バスケットボールの知識に対抗できるかという点で、ナゲッツの方が不利であると語りました。
「私は今シリーズでナゲッツがレイカーズを倒せるかどうかに疑問を感じている。彼らは確かにタレント力を持っているが、レブロン・ジェームズに対抗するためのバスケットボールIQがあるのだろうか?彼は賢いから、ディフェンスが何をしているのかを見抜き、それを利用する。そしてアンソニー・デイビスも居ることで、レブロンは全てのエリアから攻撃できる完璧な選手だ」
Sports Illustrated
トーマスはさらに、デイビスが勝利に「飢えている」と指摘し、それがジェームズのIQと組み合わさることでレイカーズをよりタフなチームに変えていると指摘しました。
実際、ナゲッツは第1戦を落とした後、第2戦でもデイビスの劇的なブザービーターによって敗戦を喫しています。
しかし、彼らは今年のプレイオフで1回戦、カンファレンス準決勝と立て続けに、1勝3敗と追い詰められた状況からの逆転劇を見せてきました。
4つ目の黒星が付く前にレイカーズへ対抗する手段を見つけ出すことができれば、逆境に強いことを証明してきたナゲッツは再び何かを起こしてくれるでしょう。