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JJ・レディック「目標はあと4年間プレイすること」

リーグ屈指のシャープシューターとして知られるニューオーリンズ・ペリカンズのJJ・レディックは、今年6月に36歳を迎え、2019年に結んだ2年契約も残り1年となりました。

しかし、彼は来年の契約終了時にキャリアを終えることは考えていないようです。

レディックは『USA Today』のマーク・メディナ記者とのインタビューで、自身の今後のキャリアについて語りました。

「今季は少しでも長くプレイしたいと思った。僕の目標はあと4年間プレイすることなんだ。(キャリア全体で)18年間プレイすること。39歳までプレイして、オフシーズンを迎えて40歳になればキャリアを終えることができる。体を持ちこたえさせないとね」

USA Today

デューク大で4年間を過ごし、2006年のドラフトで全体11位指名を受けて以来、レディックはシューターとしてNBAの舞台で活躍してきました。

気づけば14年間の月日が経っているにも関わらず、レディックはベテランの域に入ってもなおチームの主力選手として結果を残し続けています。

今季は60試合(平均26.4分)で平均15.3得点、2.5リバウンド、2.3アシストを記録し、3ポイントシュート成功率45.3%はミルウォーキー・バックスのジョージ・ヒル(46.0%)に次ぐリーグ2位の成功率でもありました。

健康を維持するために今後数年間でレディックのプレイ時間が減少していく可能性は高いですが、それでも彼はチームにとって欠かせない一員であり続けるでしょう。

レディックはインタビューの中で、ブランドン・イングラムやザイオン・ウィリアムソン、ロンゾ・ボールといった若いチームメイトを称賛し、ペリカンズの将来には”多くの可能性と興奮”があると言いました。

しかし一方で、プレイオフに進出できずにシーズンを終えることになった今季は満足していないことも認めています。

「タレント力や層の厚さから、今季はプレイオフに進出できると思っていた。そのポテンシャルを発揮できなかったのだから、がっかりするよね。どうすればもっと良くなるのか、自己反省と自己評価をしなければならない。皆がそれをやる必要がある」

USA Today

多くの人々もペリカンズのプレイオフ進出は期待していただけに、7月末のシーズン再開後の失速は非常に悔やまれるものでした。

しかし、来季に向けて得られたものもあるはずです。

イングラムはオールスター級の選手に成長するとともに最優秀躍進選手賞(MIP)を受賞し、ウィリアムソンが1月22日に怪我から復帰して以降、3月11日にシーズンが中断されるまでの間にペリカンズは11勝9敗と勝率5割以上を記録していました。

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今のペリカンズには、1年前にアンソニー・デイビスを手放したときには無かった”希望”が、確実に目の前にあると言えるでしょう。

その”希望”の一つである若い選手たちを、ベテランのJJ・レディックがどのように支えるのかも注目したいところです。

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