ニックスが2020年のドラフト全体8位指名権のグレードダウンを検討か

ニューヨーク・ニックスが2020年のNBAドラフトでメンフィス大のジェームス・ワイズマンか、元イライワ・ホークスのラメロ・ボールのどちらかを指名できなかった場合、彼らは保持している全体8位指名権の順位を下げることを検討している可能性があると、『New York Post』のマーク・バーマン記者が伝えています。

この報道が事実であった場合、多くのモックドラフト(ドラフト前予想)でワイズマンとボールがトップ5に入っていることを考えると、ニックスが全体8位指名権をグレードダウンする可能性は非常に高いと言えるでしょう。

バーマン記者によれば、ニックスは全体8位指名権をグレードダウンする場合、全体12~15位の指名権を狙いつつ、ルーキー契約中の若い選手を獲得しようと試みているようです。

現時点でこの範囲の指名権を保持しているのは、順にサクラメント・キングス、ニューオーリンズ・ペリカンズ、ボストン・セルティックス、オーランド・マジックです。

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またバーマン記者は、ニックスがケンタッキー大のタイリース・マキシーに注目していると伝えました。

今季までケンタッキー大のコーチを務め、最近ニックスの新たなアシスタントコーチとして就任したケニー・ペインは、ニックスに雇用される1ヶ月前、マキシーについて「彼はどんなチームにもフィットできる」と語っていました。

「数年後には、注目される選手の一人になるだろう。人々は”彼が優秀だとは知っていたが、こんなにも素晴らしいとは思わなかった”と言うはずさ」

New York Post

現在、マキシーは『ESPN』のモックドラフトで15位にランクインしています。

ニックス周辺の指名権を持っているチームが順位を下げることは、それほど悪い選択肢でもないでしょう。

今年のドラフトクラスは明確なスターが存在せず、従来よりも強力さに欠けていると考えられているためです。

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