ニューオーリンズ・ペリカンズのロンゾ・ボールはトレード市場に自身の名前があることを理解しており、それを利用して将来の計画を立てているかもしれません。『Action Network』のマット・ムーア記者は、ボールがシカゴ・ブルズへの移籍に関心を持っていると報じました。
ペリカンズは昨年のオフシーズンに雇用したスタン・ヴァン・ガンディHC(ヘッドコーチ)の下で思い通りの結果を残せていません。ここまでは10勝12敗でウェスタン・カンファレンス12位につけています。そのため最近ではボール、JJ・レディック、エリック・ブレッドソーといった複数の選手のトレードをペリカンズが聞き入れていることが報じられました。
4年目のシーズンを送っているボールは、ここまでキャリア最多の平均13.4得点を記録しています。しかし一方で、リバウンド(平均4.3本)やアシスト(平均4.6本)はキャリア最低の数字となっています。
チーム内でのボールの役割が一貫していないことから、ペリカンズが将来の計画に彼を含んでいる可能性は低いでしょう。しかしボールがトレード可能である場合、彼のプレイメイキングやディフェンスに関心を示す一部のチームはいるはずです。ペリカンズはボールをトレードすることによって、さらにいくつかの将来的な資産を増やすことが期待できます。
現時点でブルズがボールの獲得に関心を持っているかどうかは不明です。ただ、ザック・ラビーンを中心としたブルズが必要とする分野の一つはディフェンスであるため、彼らはボールを獲得することによって前に進むことができるかもしれません。
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ロンゾ・ボールがペリカンズに与えている意外な影響