ロサンゼルス・クリッパーズのドック・リーバス・ヘッドコーチは、今シーズンも数え切れないほどの試合を観たようですが、その中でも特に彼の目に異なって映るチームがあったようです。
11月6日(日本時間7日)のミルウォーキー・バックス戦を次戦に控えた中、リバースHCはそのバックスについて言及しました。
リバースHCは既に、6月に何を意味する可能性があるのかを理解しています。
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『USA TODAY』のマーク・メディナ氏によれば、リバースHCはバックスを本命だと考えていることを明かしました。
「彼らが本命だよね?みんながどうかは知らないけど、私はそう思う。そう考えるべきだ。彼らはとんでもないチームだよ」
バックス戦の直前でのこのコメントは、興味深いように見えるかもしれません。
しかし残念ながら、今回の対戦はNBAファイナルの前哨戦と呼ぶにはほど遠いものとなるでしょう。
最大の理由は、クリッパーズが2人のスター選手を欠場させるからです。
カワイ・レナードは負荷管理プログラムのために欠場となり、ポール・ジョージはまだ左肩の手術からの回復中となっています。
また、NBAチームは基本的に、レギュラーシーズンでの早期の対戦が、9ヶ月後にどんな影響を及ぼすかを重要視することはありません。
そのため、リバースHCはレギュラーシーズン最後の5試合に注目していると言い、「(自分の考えている)NBAのパワーランキングを言うつもりはない」と付け加えました。
ただし、対戦自体は注目しなくとも、バックスに焦点を当てるのは損ではありません。
彼らがオフシーズンに逃したのはマルコム・ブログドンだけで、ヤニス・アデトクンボ(昨シーズンMVP)も、マイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチ(昨シーズン最優秀ヘッドコーチ)も、ジョン・ホルスト氏(昨シーズン最優秀エグゼクティブ)も、まだチームに残っています。
クリス・ミドルトンやジョージ・ヒル、ブルック・ロペスといった昨シーズンからの馴染みの顔ぶれに加え、カイル・コーバー、ウェスリー・マシューズ、ロビン・ロペスといった豊かなサポーティングキャストを揃えたバックスは、今の段階からでも注目に値するチームだと言えるでしょう。
リバースHCは、こう語りました。
[kanren postid="15895,15781"]「彼らはしっかり指導されている。チームにMVPが居るが、素晴らしい役割を果たす選手もいる。彼らは驚くほど素晴らしいバスケットボールチームだよ」