この夏、ディアンジェロ・ラッセルはゴールデンステイト・ウォリアーズへ移籍する前に、ミネソタ・ティンバーウルブズへ移籍する話題もいくらか浮上していました。
親友の一人であるカール・アンソニー・タウンズや、ブルックリン・ネッツ時代から良い関係を築いていたパブロ・ブリジョニ・アシスタントコーチが居ること、首脳陣にも馴染みの顔がいくらかあったからです。
サイン&トレードの可能性はウルブズにもありましたが、それでも最終的にはウォリアーズへ移籍することとなりました。
ラッセルがウルブズよりもウォリアーズを選んだ理由として、少なくともミネソタの”気候”は関係していたかもしれません。
『Star Tribune』のクリス・ハイン氏によれば、ラッセルは次のように語りました。
「(ウルブズ移籍は)確かに、とても強く考えていたことだった。だけど、この機会(ウォリアーズ移籍の機会)が訪れた時、気候が(ミネソタよりサンフランシスコの方が)断然良かったんだ。それが僕の(決断の)助けとなったね」
ラッセルはブルックリンでプレイしていただけに冬の辛さは知っており、ミネソタもニューヨークと同様に北に位置する都市であることから、彼の移籍に大きな影響を与えたと言います。
「ニューヨークでの最初の冬は厳しかった。だから、それが僕の計画に大きな影響を及ぼしたと思う」
ラッセルのキャリアの始まりはロサンゼルス・レイカーズ――つまり、西海岸の冬が温暖であることも知っていたため、彼は西海岸のチームの一つであるウォリアーズへの移籍を確信したのでしょう。
親友のタウンズに移籍するつもりは無いことを伝えるのは辛いことだったか尋ねられると、ラッセルは次のように答えました。
「全然辛くなかったよ。みんながリーグの状況を理解しているから、わけないことだって彼に言ってやったさ」
選手によっては、その都市の気候によって移籍先を考える――こればかりは、どうしようもないでしょう。
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