ボストン・セルティックスとケンバ・ウォーカーの最初のシーズンは順調と呼べるものの、ウォーカーの健康状態にはやや懸念が残っていました。
ウォーカーは左膝の怪我が長引いたことで、シーズン中断前の最後の10試合のうち6試合に欠場しており、最終的に今シーズンは計14試合に欠場しています。
過去4年間でウォーカーはわずか4試合しか欠場していなかったことを考えると、今シーズンの彼の健康状態は明らかに異なると言えるでしょう。
それでも『NBC Sports Boston』のA・シェロッド・ブレイクリー記者によれば、セルティックスのブラッド・スティーブンス・ヘッドコーチは、ウォーカーの健康状態を慎重に進めた上で、シーズン再開時には万全の状態に仕上げることを語っています。
「ケンバ・ウォーカーと共にゆっくりと動かしていき、(左膝を)強化していく。そして我々がシーディングゲームやプレイオフを戦う時には、彼が問題ないことを見届けてほしい」
昨年のオフシーズンにセルティックスと契約したウォーカーは、今シーズン50試合(平均31.8分)に出場し、平均21.2得点、4.1リバウンド、4.9アシストを記録しました。
イースタン・カンファレンス3位と好成績を残すセルティックスとウォーカーにとって、シーズン中断期間は休息という意味ではポジティブに捉えることができるでしょう。
ウォーカーは「本当に休息を必要としていた」と語っています。
「膝が楽になり、自分を取り戻すのに役立った。とても残念な期間ではあったけど、確実に自分の利益にはなっていた。今後も日々を大切に、気を引き締めていきたい」