昨年の夏にロサンゼルス・レイカーズと契約を結んだドワイト・ハワードは、これまでのキャリアとは見違えるような謙虚な姿勢と、勝利への意欲を示し、チームの優勝争いに重要な役割を果たしています。
そのため、シーズン開幕前よりも格段に価値の上がったハワードは、このオフシーズンにフリーエージェントとなる選手たちの中でも、注目すべきロールプレイヤーの一人と言ってもいいかもしれません。
ハワードが今のレイカーズにとって必要不可欠な存在であることは明らかですが、『Blue Man Hoop』のトニー・ペスタ記者は、ハワードがオフシーズンに別の移籍先を検討しても不思議ではないことを指摘しています。
そしてペスタ記者は、その移籍先についてゴールデンステイト・ウォリアーズを挙げました。
ハワードの状態は申し分なく、全てのプレイを最大限に生かしています。リム周辺での実力を持つ彼が、ウォリアーズにとって貴重な一員となることは容易に想像できます。
このオフシーズンに、ハワードが600万ドル以上のオファーを受ける可能性はほとんどありません。レイカーズに残留する可能性はありますが、ゴールデンステイトに移籍し、かつて経験したことの無いようなスペーシングでプレイするというのは、何か興味深いものがあります。
ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンが居る以上、ほとんどのチームよりもインサイドに大きなスペースが空くのがウォリアーズの強みです。
ハワードのようなビッグマンにとっては、そうした状況下でプレイするのは一つの理想とも言えるでしょう。
とはいえ、これはハワード自身がそのように考えているわけではなく、彼はレイカーズと共に成功を収めていることを考えると、現実味は薄いかもしれません。
ただしハワードに限らずとも、ウォリアーズのスペーシングに興味を持つ他のビッグマンが居る可能性もあります。
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