7月31日(日本時間8月1日)のヒューストン・ロケッツ戦を落としたのは、ダラス・マーベリックスにとって痛かったと言えるでしょう。
ウェスタン・カンファレンス7位のマーベリックスは、試合開始時点で同6位だったロケッツとわずか1.5ゲーム差でしたが、オーバータイムの末に153-149で惜しくも敗れたことでゲーム差が開きました。
これにより、マーベリックスはプレイオフの第1ラウンドでロサンゼルス・クリッパーズと対戦する可能性が少し高まっています。
『ESPN』のティム・マクマホン記者によれば、39得点、16リバウンドを記録したマーベリックスのクリスタプス・ポルジンギスは試合後に「大きな敗戦」と語りました。
「僕たちはこの試合から学ぶ必要がある。映像を見て、最後に何ができたか確認する必要がある。今回のタフな敗戦をポジティブに捉え、そこから学んでいきたい」
今シーズンのマーベリックスはクラッチタイム(第4クォーター、もしくはオーバータイムの残り5分かつ5点差以内の状況)にめっぽう弱く、同条件下のオフェンシブ・レーティング(100ポゼッションあたりの平均得点)はリーグ29位を記録していました。
今日の試合でマーベリックスは第3クォーターまでに119得点と素晴らしいオフェンスを見せていた一方、第4クォーターの残り5分からは16-8のランで同点とされています。
28得点、13リバウンド、10アシストを記録しながらも、第4クォーターとオーバータイムで苦戦し、最終的にファウルアウトとなったマーベリックスのルカ・ドンチッチは「僕たちは若いチームで、学ぶべきことはたくさんある」と語りました。
「きっと良くなっていく。プレイオフの一番大事な時に力を出せることは分かっているから、心配はしていない」
ポルジンギスは敗因について「もっと攻撃的になるべきだった」と振り返っています。
「スローダウンさせようと思ったら、プレッシャーが上がってしまった。スローダウンさせることで試合に勝とうとしてしまったんだ」
マーベリックスの次の対戦は、8月2日(同3日)のフェニックス・サンズ戦が予定されています。