マイアミ・ヒートはロサンゼルス・レイカーズとのNBAファイナルで1勝3敗まで追い込まれました。
しかし、ヒートのスターであるジミー・バトラーは、負けたら終わりの局面でも自信が揺らぐことはないと語っています。
「(これまでの戦い方を)変えるべきだとは思わない。僕らは自分たちのプレイにとても満足しているんだ。僕らは最終的な結果がどうなろうと受け入れる。もちろん勝つことを望んでいるけどね。多くのことをコントロールできると分かっているからこそ、自分たちに集中する必要がある。それでも、僕らの自信が揺らぐことはないし、その自信は高い状態を維持するだろう。次の試合に勝つためには、史上最高の試合をする必要があるからね」
ESPN
1日おきに第4戦まで戦ってきたファイナルですが、次の第5戦までには2日間の休息があります。
今シリーズで主力選手の怪我に苦しめられてきたヒートにとっては、この2日間が非常に重要な時間となるでしょう。
特に、先発ガードのゴラン・ドラギッチは第1戦で左足底筋膜の断裂を負ったことで第2戦以降を欠場していましたが、第4戦の試合前にはウォームアップをしていたため、復帰の可能性は残っています。
そして、バトラーの考えはチームメイトにも浸透しており、第4戦で首の怪我から復帰したアデバヨもまだ希望を捨ててはいないことを語りました。
「僕らは追い込まれているけど、今まで経験したことがないわけでもない。まだ希望は残っている。最後まで足掻き続けるつもりさ」
ASAP Sport
また、ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は「このチームの選手たちは競争や挑戦が大好きなんだ」と語りました。
「我々は目的のためにここまで来た。それが簡単なものだとは思っていないさ」
ESPN
彼らがこの逆境をどこまで跳ね返すことができるのか――注目の第5戦は10月9日(日本時間10日)に行われます。
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