2020年のNBAドラフトで全体6位指名権を保持するアトランタ・ホークスが、経験豊富な選手を獲得するために指名権を手放す考えについてオープンな姿勢を取っていることを、『ESPN』のザック・ロウ記者が報じています。
ホークスは近年のドラフトでトレイ・ヤング、ジョン・コリンズ、ケビン・ハーター、ディアンドレ・ベンブリー、キャム・レディッシュ、ディアンドレ・ハンターといった多くの1巡目指名選手を獲得してきました。
しかし一方で、リーグ最年長であった43歳のビンス・カーターが2019-20シーズン終了後に引退し、32歳のジェフ・ティーグも今年のオフシーズンにフリーエージェントを迎えるため、今のホークスには若い選手たちのメンター的存在となれるベテランが居ません。
ホークスの中で来季の契約が保証されている最年長の選手は31歳のドウェイン・デッドモンであり、その次は26歳のクリント・カペラとなっています。
チームのスターであるヤングが2018年のドラフトで指名されて以降、49勝100敗(.329)と大きく負け越しているホークスは、そろそろ勝利できる文化を構築していきたいと考えています。
一部のチームにとっては魅力的な全体6位指名権を、ホークスがどのように活用できるか注目したいところです。
-
2年連続でプレイオフを経験できなかったホークスのジェフ・ティーグ「勝つためにプレイしているチームに行きたい」