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ステフィン・カリーの父、デル・カリー氏が明かした衝撃のドラフト小話

2009年のNBAドラフトで、ゴールデンステイト・ウォリアーズが全体7位でステフィン・カリー(以下ステフ)を指名しなかったとしたら、ウォリアーズがどんな現在を送っていたか想像してみて下さい。

まず間違いなく、5年間で4度の優勝を争えるようなチームにはならなかったでしょう。

しかし驚くことに、それは実際に起こる可能性があったのです。



先日、『NBC Sports』とのインタビューの中で、ステフの父であるデル・カリー氏は、ウォリアーズにステフを指名してはいけないと言ったことを明かしました。

「(当時のウォリアーズのヘッドコーチである)ドン・ネルソンが、私に電話をして”あなたの息子を(我々が)ドラフトすることについて、どう思う?”って言ったのを覚えている。私は”駄目だ。質問されたから、正直に答えるよ。駄目だ。”って言ったよ。」

「会話が続いて、彼は”まあ、機会があれば、我々はそれをする(ステフを指名する)よ。”と言った。私は”コーチ、それはあなたが決めることだ。”と返したよ。」



ステフがウォリアーズに入団して最初のシーズンに、ウォリアーズは29勝53敗という成績を残したことで、デル氏は息子にとってウォリアーズは相応しいチームではないと感じたようです。

「私たちは、彼がもっと良いチームやシナリオ、他のチームのプレイ方法、ロッカールームに適していると思ったよ。」

ステフの母であるソニア・カリー氏も、同様のことを感じたそうですが、理由は少し異なります。

「まあ、それはお父さんの答えで、プロのアスリート選手の答えです。私の場合は、ゴールデンステイトが遠すぎるという考えでした。私の大事な息子はどこに行っているのでしょうか?私はゴールデンステイトがどこにあるのかも分かりませんでした。」

それから数年後、ステフが、ウォリアーズが、歴史に名を刻むことになると、誰が予想できたでしょうか?

フランチャイズの成功と失敗は、まさに紙一重だということですね。

『ステフィン・カリー 努力、努力、努力 自分を証明できるのは、自分だけ』

  • 原著:Marcus Thompson,2
  • 著:マーカス トンプソン,2
  • 翻訳:東山 真

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