ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンは、2年前にステップバックジャンパーを確立し、昨年の夏にはサイドステップバックジャンパーを確立しました。
しかし、これらは常にトラベリングの物議を醸しています。
そして金曜日に行われたプロモーションイベントで、子どもになぜ”トラベリングのステップバック”を始めたのかを尋ねられたハーデンは、次のように返しました。
「NBAでは、特に最高レベルのバスケットボールでは、毎年良くなるための手段を見つけなければいけないんだ。毎年アドバンテージを生み出す手段を見つける必要がある。それが僕のやっていることだよ。あれはトラベリングじゃないんだ」
James Harden asked by a kid about his step back move and whether it’s a travel—says he’s working on a new move this season that might look like a travel, but it’s not. pic.twitter.com/1HV6gCH6BR
— Kelly Iko (@KellyIkoNBA) July 19, 2019
加えて、ハーデンは今年のオフにも新たなムーブを考え出そうとしていることを明かしました。
「今年はもっとクリエイティブなものを考え出すつもりだよ。トラベリングのようなものになるだろうけど、そうではない。本当さ!ヨーロッパや中国へツアーに行っている時や、アメリカに居る時でさえ、他の仲間たちよりも優れるために、ステップバックの練習をしている子どもたちを見かける。それは僕がやっていることだよ。もし彼ら(レフェリー)が(トラベリングを)コールし始めたら、クリエイティブになり、試合に影響を与える手段を探し続けるよ」
現時点では、ハーデンのステップバックジャンパーに笛が吹かれることはありません。
Did Harden travel? 🧐 pic.twitter.com/lvDULxmETi
— Bleacher Report (@BleacherReport) October 10, 2018
これは公式に認められていることであり、ボールを掴んでから2ステップ以内であるならば、トラベリングにはならないというものです。
本来はレイアップのような場面で適用されるものですが、ハーデンはペリメーターの外側に飛び出すためにマスターしているため、物議を醸しているのでしょう。
しかしNBAがルールの見直しを図らない限り、これがトラベリングとなることはありません。
また、ハーデンは新たなチームメイトのラッセル・ウェストブルックについて、調整が必要であるかを尋ねられると、次のように答えました。
「必要ないね。僕たちはNBAや(2012年の)オリンピックで一緒にプレイした。才能があれば、うまくいくんだ。シーズンを通して把握していく。それだけだよ。」
ハーデンとウェストブルックのケミストリーはもちろんのこと、彼の新たな武器にも目が離せなさそうです。