ロサンゼルス・レイカーズのペアリングで最も注目を引くものが、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスであることは間違いないでしょう。
しかしデイビスにとっては、別のプレイメイカーと一緒にプレイすることにもワクワクしています。
それが、ニューオリンズ・ペリカンズの時に一緒にプレイした、ベテランポイントガードのラジョン・ロンドです。
デイビスとロンドが一緒にプレイしたのは、2017-18シーズンのわずか1年間だけでした。
しかし、そのシーズンにペリカンズは第6シードでプレイオフに進出した後、ファーストラウンドでは第3シードのポートランド・トレイルブレイザーズをスウィープ(4戦全勝)で下し、デイビスのキャリアで唯一カンファレンス準決勝へ進出したため、デイビスにとっては最も成功したシーズンだと言えるでしょう。
自分が最も成功した時に、チームを支えていたロンドと再び一緒にプレイできるとなれば、その状況にワクワクするのは当然かもしれません。
『Red Bull』のピーター・フラックス氏によれば、デイビスはロンドについて、こうコメントしました。
「僕のポイントガードにラジョン・ロンドを取り戻した。彼は、僕のスイートスポットへボールを入れるために、頼れる男さ」
ロンドは、ボストン・セルティックス時代のように全盛期ではありませんが、まだ有効的なディフェンスと、安定してパスを捌く能力は衰えていません。
最低でもレイカーズと2年間の契約を結んだという観点からも、デイビスが楽しめる要因になるでしょう。
ロンドはベテランとしてチームリーダーになれるだけでなく、スーパースターと他の選手の架け橋となるような役割も担うことができます。
デイビスに限らずとも、他の選手にとっても、ロンドの存在が大きいことは明白です。