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カイリー・アービングの話題に、マーカス・スマートは「聞き飽きている」

11月29日(日本時間30日)――ブルックリン・ネッツがボストン・セルティックスを112-107で下した後、セルティックスのマーカス・スマートは、右肩の負傷により2日前の対戦では会えなかった元チームメイトのカイリー・アービングの所へ、ハグをしに行きました。

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『ESPN』のティム・ボンテンプス氏によれば、マーカスは試合後にカイリー・アービングのことについて記者団に尋ねられた際、「恨みはない」と、全員が前に進もうとしていることを語りました。

「テレビに映るためにカイリーとハグをしたわけではない。プロのアスリートとして、家族のために生計を立てる2人の男で、僕の兄弟だ。彼が何をしたかなんて関係なく、彼は頑張っているよ。正直言うと、カイリーについて尋ねられるのは聞き飽きている。カイリーはもうボストン・セルティックスの一員ではない。ボストンのファンを含む、みんながカイリーのことについて話したがっているけど、ボストンのことについて話そうよ」

28日(同29日)に行われた、セルティックスのホームでの直接対決で起きたアービングへのブーイングとは裏腹に、スマートやケンバ・ウォーカー、ジェイソン・テイタムらは、アービングと良好な関係を築いています。

この日の試合でアービングの元へハグをしに行ったウォーカーは、「彼に会えてよかった」と語りました。

「僕は彼に健康になれるように言ったよ。僕とカイリーは良い友人さ。ファンと彼の間に何かがあったことは知っている。それが終わってくれることを願っているよ。僕たちは、この段階でそれを乗り越えないといけないんだ。もう終わったこと。彼はここブルックリンに居て、僕がボストンに居る」

同じデューク大出身のテイタムは、アービングと最も親しい選手の一人です。

何人かアービングと話し合った中でも、テイタムは最も長い時間アービングと話し合い、久しぶりの再会を喜んでいました。

「彼とはいつも話しているんだけど、夏以来は会えていなかったからね。だから彼に会えてよかった。久しぶりに会ったんだ」

今度こそアービングがボストンに戻ってきた時、彼がファンからどういう反応を受けるのか、テイタムは言います。

「ボストンのファンは厳しいからね。僕たちは恨みを持ってないけど、どうなるかは分からない。彼らがボストンに戻ってきた時を見ないと」

次にアービングがボストンへ戻る可能性があるのは、来年の3月3日(同4日)の試合です。

アービングが不在でも起きたブーイングが再び起こるのか、それとも拍手に変わるのかは、見てみなければ分かりません。

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