12月25日(日本時間26日)に行われたミルウォーキー・バックス対フィラデルフィア・76ersのクリスマスゲームは、球団タイ記録となる1試合21本の3ポイントシュートを成功させた76ersが、121-109でリーグ最高勝率を記録しているバックスを下しました。
76ersのアル・ホーフォードは試合後、3ポイントシュートの雨を降らせたことについてこう語ります。
[kanren postid="16563"]「コーチが試合前に、自身を持ってシュートを打ち続けてほしいと言ったんだ。僕たちには優れたシューターがたくさん居る。シュートで証明できることがたくさんあるんだ。今夜は、彼らが証明してくれた夜の一つだったね」
31得点、11リバウンドを記録した76ersのエンビードは、クリスマスゲームでの76ersの努力が今シーズン最高のパフォーマンスであったと語りました。
「僕たちはリーグで最高のプレイをしていることを示した。もちろん先はまだ長いけど、これからもずっと良くなっていくだろう」
76ersにとっての最大の課題は、エンビードが”暴走列車”と呼んだバックスのヤニス・アデトクンボを止めることでした。
そして結果的に、エンビードとホーフォードは昨シーズンのMVPでもあるアデトクンボを大いに苦しめ、フィールドゴール27本中8本成功の18得点に抑えました。
『ESPN Stats & Information』によれば、アデトクンボは1試合で18本以上のフィールドゴールを失敗したのはキャリア初の出来事です。
アデトクンボは試合後、「彼らは僕たちよりもハードにプレイしていた」と語りました。
「ショットが決まらない夜だってある。それでも、プレイを続けて、自分を信じ続けなければいけない。引き下がることはできないんだ。今夜は最高の夜ではなかったけど、チームメイトは僕にボールを打ち続けてほしいと言っている。だから僕は打ち続けなければいけないと思っているよ」
「今日はこれを経験する必要があった。こういうのは好きだよ。もちろん僕は誰にも負けたくないけど、こうして負けることで、いずれはチームとして良くなることもあると思う」
一方で76ersのブレット・ブラウン・ヘッドコーチは、チームがようやくリズムを掴みつつあると言いました。
両チームにとって、このクリスマスゲームは大きな収穫のあった一戦になったと言えるでしょう。
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