ロサンゼルス・レイカーズのスーパースターであるレブロン・ジェームズは子供向けの本の著者となり、2021年夏にハーパーコリンズ社から『I Promise』が出版されることが明らかになりました。
これは、ジェームズが新たなジャンルに足を踏み入れて最初の作品となります。
ジェームズは2011年に故郷のオハイオ州アクロンで、高校中退率を減らすことを目的とした”I PROMISE”の活動を開始しました。
そして2018年には、アクロンに『I Promise School』を設立したことが知られています。
そのため今回の本のタイトルに聞き覚えがあるのは、ジェームズのこれまでの活動の延長線上にあるためだと言えるでしょう。
『USA Today』のジェフ・ジルジット記者によれば、ジェームズは本を出版することについて次のようにコメントしています。
「本には、人々に教え、鼓舞し、もたらす力がある。だから、こうした本を親と子供が一緒に読む機会というのは、僕にとって非常に大切なことなんだ。
最も重要なのは、こうした物語を、全ての子供たちが自分自身で見つめられるものでなければならないということ。”I Promise(私は約束する)”とは、そういった意味で強い言葉だから、それを読んでもらえるのが待ち遠しいよ」
『I Promise』のあるページには、次のように書かれています。
私は自分の声を使って、正しいことのために立ち上がることを約束する。苦しくなった時も、戦い続けることを。
別のページには、こう書かれています。
私は大きな夢を抱き、より大きなものを望むことを約束する。協調性のある選手となり、勝者となるために。
ジェームズはオールスターゲームで記者団に対し、子供の頃から『Sports Illustrated』の記事を読み、図書館から本を借りることによって、バスケットボールの知識を学んだと語りました。
ジェームズは今、それを新たな形で発信しようとしています。
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