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シーズン再開を望むヒートのパット・ライリー球団社長「終わらせられないのは残念」

過去5年間のうち3年間でプレイオフ進出を逃した後、マイアミ・ヒートは優勝争いができる地位まで戻ってきました。

だからこそ、ヒートが今シーズン最も飛躍したチームの一つであることが間違いなかっただけに、ヒートのパット・ライリー球団社長は新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断されていることを残念に思っています。

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『Miami Herald』のアンソニー・チャン記者によれば、ライリー球団社長は今シーズンのヒートについて振り返りました。

「非常によく指導されたチームで、毎晩それをコートで証明していたと思う。逆境や怪我も克服してきた。素晴らしい1年だったよ。特にアンドレ・イグダーラやソロモン・ヒル、ジェイ・クラウダーも獲得してきただけに、シーズンを終わらせられないのは残念だ。プレイオフでも少しは有利になると思ったんだけどね」

41勝24敗でイースタン・カンファレンス4位を記録した状態で、ヒートはシーズン中断を迎えることになりました。

ライリー球団社長は3月11日にシーズンが中断されることを知った時、「驚いた」と語っています。

「誰もがあ然としていたと思うし、我々はそれが何を意味するのか分からなかった。ユタ・ジャズの選手が検査で陽性反応が出たとは聞いたが、シーズン中断がこんなにも長く続くとは思わなかかった。それに我々だけでなく、国や世界中も活動を中止しなければならないような現状になるとも思わなかった。だから、あの日の夜だけに関しては、かなり楽観視していたよ。しかし、(NBAコミッショナーの)アダム・シルバーは驚くような決断を下し、それが他のスポーツや産業の決断にも繋がった」

今のところ、2019-20シーズンが再開されるかどうかは不明ですが、ライリー球団社長は再開されることを望んでいます。

「たとえ再開が遅くなったとしても、シーズンを最後まで終わらせることは、全てのフランチャイズにとって重要なことだと思う。そのためにも、我々は内部で仕事をしていく必要がある。選手もコーチも、気を抜いてはいけない」

それから75歳のライリー球団社長は、今シーズンが再開されるかどうかに関わらず、再びヒートの優勝を飾りたいとも語りました。

「私にはあまり忍耐力が無い。もう一度優勝したいと思っているし、そこには近づいている。もう1人の選手が必要なのか、必要なものが少しだけなのかは分からない。ただ、重要なのは我々が競争力のある地位に立っているということで、私はそれを誇りに思っている」

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ライリー球団社長はまた、オフシーズンにゴラン・ドラギッチやクラウダー、メイヤーズ・レナード、デリック・ジョーンズJr.、ヒル、ユドニス・ハスレムらが無制限フリーエージェントになることについても言及しました。

「(来シーズンの)サラリーキャップがどうなるかは分からないが、我々の愛情は満たされていると確信している。本当に高いレベルでプレイできることを証明した若い選手がたくさん居て、彼らは大胆不敵であるから、我々は保留中のフリーエージェントをかなり気にかけている。それでも、我々は全ての選手に愛情を注いでいるから、その時が来れば自分たちがどこに行きたいのか分かると思う」

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