ロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンは、10月9日(日本時間10日)に行われたマイアミ・ヒートとのNBAファイナル 第5戦の最終局面で、チームメイトのレブロン・ジェームズからワイドオープンな状態でパスを受け取りましたが、逆転の3ポイントシュートを決め切ることができませんでした。
Markieff had Danny Green wide open two feet away pic.twitter.com/7zb61yoZUi
— Lang Whitaker (@langwhitaker) October 10, 2020
試合後、ジェームズはグリーンに優勝の決定打となるはずだった3ポイントシュートを託したことについて、次のように語っています。
「自分が彼を信頼した。皆が彼を信頼した。それが上手くいかなかっただけのことだ」
ESPN
誤解を生まないために言っておくと、ジェームズはグリーンの決定機を責めるつもりはありません。
むしろ、ジェームズは自分の出したパスが悪かったことに責任を感じていました。
「彼がもう一度打ちたいと思っているのは分かっている。自分がもっと良いパスを出すことができればよかった。だけど、それを受け入れないとね」
ESPN
また、この試合ではアンソニー・デイビスが以前から悩まされていたかかとの問題を、第1クォーターに再発させるアクシデントがありました。
第5戦に敗れたことによって、レイカーズは優勝の機会を第6戦まで待つことになりましたが、デイビスは第6戦の出場が望めるようです。
レイカーズのフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は、デイビスのかかとの状態について「日曜日(の試合)なら大丈夫」と語りました。
「彼はかかとの痛みと戦っているだけだ。少し動きづらそうだったが、何とか踏ん張ってくれた。(土曜日に)彼の状態を見てみるよ」
USA Today
デイビスは試合が終盤に向かうにつれて、かかとの痛みが治まり、効果的にプレイできるようになったと語りました。
「痛みが消えていつも通りに戻っていった。動き続けることで、アドレナリンを逃さないようにしたんだ。おかげでプレイを続けることができた」
USA Today
レイカーズが3勝、ヒートが2勝で迎えるNBAファイナル 第6戦は、日本時間10月12日の午前8時30分から行われます。