ブルックリン・ネッツのガード、スペンサー・ディンウィディーが右膝前十字靭帯の部分断裂によって離脱することを、チームが発表しました。彼は来週に手術を受ける予定となっています。
『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者によると、ディンウィディーは2021-22シーズンの開幕までに回復することが予想されているものの、今季中に復帰できるかどうかは現時点では分かっていません。彼の怪我の状態は手術後に更新される予定です。
12月27日(日本時間28日)に行われたシャーロット・ホーネッツ戦の第3クォーター、ディンウィディーはドライブを試みた際に不自然な形でコートに倒れ込みました。右膝を押さえて数秒間倒れていた後、自らの足で立ち上がってベンチに下がりましたが、コートに戻ってくることはありませんでした。
ネッツはイースタン・カンファレンスで最も層の厚いチームの一つであるため、先発を務めていたディンウィディーのポジションを補うことは可能です。キャリス・ルバート、ジェフ・グリーン、トーリアン・プリンスといった選手が代わりを務めることが予想されます。とはいえ、昨季に平均20.8得点、6.7アシストを記録し、ケビン・デュラントとカイリー・アービングに次ぐ3番手の役割が期待されていたディンウィディーの離脱はネッツにとって打撃となるでしょう。今季は最初の2試合で計15得点に終わっていましたが、シーズンが進むにつれて昨季の感覚を取り戻す可能性は十分にありました。
ディンウィディーが今季を全休する場合、ネッツはディスエイブルド・プレイヤー例外条項を申請することができ、認められれば約572万ドル(約5億9,000万円)で別の選手と契約を結べるようになります。ただし、この例外条項は3月3日までに申請しなければなりません。
-
クリスマスゲームの球団新記録を更新したカイリー・アービング「期待を超えているわけではない」