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デビン・ブッカーが先発陣のパフォーマンスに苦言「勝利の多くはベンチ陣のおかげ」

今季のフェニックス・サンズは7勝4敗でウェスタン・カンファレンス3位と好調なスタート切っているように見えますが、スターのデビン・ブッカーは現状に満足していないようです。

『FanSided』によれば、1月11日(日本時間12日)のワシントン・ウィザーズ戦に128-107で敗れた後、ブッカーは今の先発陣に苦言を呈しました。彼は先発陣がパフォーマンスを改善する必要性について「明らか」と言い、この段階で先発陣が苦戦しているのは遅すぎると指摘しています。

また、ブッカーは「勝利の多くはベンチ陣のおかげ」ともコメントしました。

ブッカーの指摘はあながち間違っていません。彼らはリーグで3番目に良い成績を残していますが、先発陣の1試合あたりのプラスマイナスはリーグ15位の-0.4ポイントとなっています。一方で、ベンチ陣のプラスマイナスはリーグ1位の+4.1ポイントです。ダリオ・サリッチやキャメロン・ジョンソン、ジェボン・カーターといったベンチ陣の選手は、堅実なパフォーマンスでチームに貢献しています。

2020-21シーズン開幕後、5勝1敗のスタートから2勝2敗を記録したサンズは、リーグで最も悪いスタートを切るチームの一つであるウィザーズに勝利するチャンスがあるように思われていました。しかし、試合は第1クォーターから二桁点差を追いかける展開となり、前半終了時点でサンズは26点のビハインドを負っていました。ミカル・ブリッジズを除けば、ブッカー、クリス・ポール、ディアンドレ・エイトン、ジェイ・クラウダーの4人の先発陣は、全員がプラスマイナスで-10ポイント以上を記録しています。

ブッカーのコメントがサンズの先発陣に火を付けるかどうか注目しましょう。彼らは1月13日(同14日)にアトランタ・ホークスと対戦します。ホークスはサンズと同様に最初の5試合で4勝1敗と良いスタートを切ったものの、直近の5試合では1勝4敗と失速しています。

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