ゴールデンステイト・ウォリアーズはスターのクレイ・トンプソンが今季の全休を余儀なくされているため、得られる限りの全ての助けを必要としています。2020年のNBAドラフトの全体2位指名であるセンターのジェームズ・ワイズマンも、そのうちの一人だと言えるでしょう。
ワイズマンはこれまでの10試合全てで先発出場しており、平均20.2分、10.9得点、6.1リバウンド、1.5ブロックと堅実なパフォーマンスでチームに貢献しています。しかし『NBC Sports』によれば、ウォリアーズのマイク・ブラウンAC(アシスタントコーチ)はワイズマンが脚光を浴びる中でも学び続けることがあると語りました。
「彼が19歳であるということを忘れてはならない。彼が成長するまでの間、我々は耐える必要がある。我々が勝利を求め、良いスタートを切りたいと思っている状況を考えると、難しいことではある。それでも、我々は彼に様々な状況を経験する機会を与える必要がある。彼の経験の少なさとチームの勝利を両立させるのは大変だ」
これまでのところ、ウォリアーズは試合終盤にワイズマンを起用することについて慎重な姿勢を取っています。『NBA.com』によれば、ウォリアーズはこれまでに5試合で約13分間のクラッチタイム(第4クォーター5分以内かつ5点差以内の状況)がありましたが、このうちワイズマンが出場していたのは約2分間だけとなっています。しかし、チームは5試合のうち4試合で勝利を収めているため、ワイズマンの終盤の起用を控えていることが必ずしも間違っているとは言えないでしょう。
ブラウンACは、ワイズマンやチームにとって自分たちが正しいと思った決断を下していくと語りました。
「自分たちのやりたいことは頭の中にある。何かが起きて調整を余儀なくされた場合でも、彼に限らず、チームや全ての選手のために、我々が正しいと感じたことをやっていく」
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