考察

ジェームズ・ハーデンを迎え入れたネッツが次に獲得すべき3人の選手

ブルックリン・ネッツはNBAを代表するスーパースターの一人であるジェームズ・ハーデンを獲得したことによって、ハーデン、ケビン・デュラント、カイリー・アービングの恐るべきトリオを完成させました。しかし同時に、チームは層の厚さを失っています。ハーデンのトレードの一環で、若きローテーションプレイヤーのキャリス・ルバートやジャレット・アレン、トーリアン・プリンスが放出され、第3のスコアラーとして期待されていたスペンサー・ディンウィディーは右膝前十字靭帯の断裂により今季の全休が決定しています。

『New York Daily News』のクリスチャン・ウィンフィールド記者によれば、ネッツのショーン・マークスGM(ゼネラルマネージャー)は今のロスターが未完成であることを認めました。

「間違いなくロスターは完成していない。我々は今のロスターを適正に評価していく必要がある。我々のロスターには空きがあるし、私は長年に渡って途方もない仕事をしてくれたスカウト部門を最大限に信頼している。今季も引き続き、試行錯誤しながら補強を行っていく」

ネッツの先発陣は豪華ですが、ランドリー・シャメット、レジー・ペリー、クリス・チオーザ、ティモテイ・ルワウ・キャバロといったベンチ陣は、プレイオフを勝ち抜くにあたって心許ない印象があります。このロスターを改善するためにネッツが獲得すべき選手は誰でしょうか?現実的なシナリオに目を向けると、次の3人を挙げることができます。

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ジャベール・マギー(クリーブランド・キャバリアーズ)

今季はアンドレ・ドラモンドがキャバリアーズの先発センターを務めており、ジャベール・マギーがそれをベンチから支えていました。しかしジェームズ・ハーデンのトレードによって、ここに22歳のセンターであるジャレット・アレンが加入することになりました。キャリア4年目を迎えたアレンは平均11.2得点、10.4リバウンド、1.6ブロック、フィールドゴール成功率 67.7%を記録しており、最高のシーズンを送っています。キャバリアーズがアレンとの将来のコミットメントを断ち切るとは考えられません。

そのため、キャバリアーズはセンター陣の飽和状態を解決するためにドラモンドかマギーを手放す可能性があります。しかし、ドラモンドの今季の契約は2,800万ドルと非常に高額であるため、ネッツが彼の獲得に動くのは現実的ではないでしょう。一方でマギーの今季の契約は420万ドルであるため、十分に現実的な選択肢として考えることができます。

ネッツは先発センターにディアンドレ・ジョーダンを据えることができるものの、ベンチ陣のセンターが完全に手薄な状態にあります。マギーは全ての相手の脅威となるようなセンターではありませんが、彼の213cmのサイズや3度の優勝経験は、ネッツが切実に必要としているものでしょう。

JJ・バレア(FA)

ネッツはベンチ陣のポイントガードを探す必要があります。確かにチームにはランドリー・シャメットがいるものの、NBAで14年間プレイし、プレイオフの経験も豊富なバレアはメンター的な存在としてもチームの戦力となるはずです。

もちろんパフォーマンスの面でも期待できることはあります。昨季、ダラス・マーベリックスに所属していたバレアは平均7.7得点、4.0アシストを記録したため、プレイメイキングでチームに貢献することができます。また、彼は178cmと小柄なガードでありながら平均以上のペリメーターディフェンダーでもあります。

2020年のオフシーズンにマーベリックスから解雇されて以降、バレアはどのチームとも契約を結んでいません。おそらくミニマム契約で彼を獲得することができるでしょう。それはバレアを獲得する最大の利点でもあります。

バレアの獲得は決して派手な動きではないかもしれませんが、ネッツがハーデンの獲得に続いて派手な動きをする必要性はありません。彼らに必要なのは、来るべきプレイオフで安定して役割を果たすことができるピースです。

ジャマール・クロフォード(FA)

ネッツはキャリス・ルバートとトーリアン・プリンスを手放したため、ベンチ陣のスコアリングにも目を向けなければなりません。キャリア5年目を迎えたルバートは今季平均18.5得点を記録しており、ネッツのベンチ陣における堅実なスコアラーでした。1月8日(日本時間9日)のメンフィス・グリズリーズ戦では今季最高の43得点を記録していました。プリンスは今季こそ平均8.1得点に留まっているものの、直近3シーズン連続で二桁得点を記録していた選手です。

クロフォードは既に40歳を超えており、過去2シーズンはほとんどプレイする機会もありませんでした。しかし、彼はフェニックス・サンズに所属していた2018-19シーズンの最終戦で50得点という脅威的なスコアリングを披露しました。それは年齢による衰えが表れつつも、彼にまだスコアリングの能力があることを示しています。

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