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満身創痍の中で復帰し、チームに活力を与えたジャ・モラント

メンフィス・グリズリーズの若きガード、ジャ・モラントは1月16日(日本時間17日)のフィラデルフィア・76ers戦で足首の怪我から復帰しました。そして彼は30分間に出場し、チームの108-106の勝利に貢献しました。

モラントの復帰は想定よりも早いものでした。彼は12月28日にグレード2の足首の捻挫と診断され、当初は3~5週間の離脱が予想されていました。日程的には3週間余りの離脱でしたが、チームメイトでルーキーのゼイビア・ティルマンは、通常であればモラントのような中心選手の復帰にはより多くの時間をかけることを指摘しました。

「彼が早い復帰を望んでいたことが大きかった。フランチャイズを担う選手は、自分が110%の状態であることを確認してから復帰するのが普通だ。彼が110%ではなかったというわけではないけど、彼は満身創痍の中で復帰し、チームの勝利に貢献することを切望していた」

グリズリーズの若きスターがコートに戻ってくることが、チーム全体のモチベーションに繋がったとティルマンは付け加えます。

「僕を含むチーム全員のモチベーションになる。彼は”傷やアザなんか忘れてくれ。それくらいなら精一杯プレイすることくらいできるさ”という感じだったよ」

現在、グリズリーズは主力のジャレン・ジャクソンJrが左膝半月板の断裂によって離脱を余儀なくされています。それに加えてモラントの離脱は痛手であっただけに、彼の復帰はチームに安心を与えたといっても過言ではありません。イースタン・カンファレンスで上位争いをしている76ersに競り勝ったということも、今後の自信に繋がるでしょう。

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