前年王者のロサンゼルス・レイカーズはオフシーズン、ガードのデニス・シュルーダーやウェスリー・マシューズ、センターのモントレズ・ハレルやマルク・ガソルを獲得するにあたって、優勝に貢献したベテランガードのラジョン・ロンドとの再契約を見送りました。その後、ロンドはアトランタ・ホークスに2年1,500万ドルで移籍しました。
『Heavy』によれば、2月1日(日本時間2日)のホークス戦に先立って、レイカーズのフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は主要な貢献者の移籍を寂しく思っていることを認めました。
「彼は我々が昨季に成し遂げたことの大部分であり、我々の文化の大部分だ。間違いなく彼を恋しく思うよ」
今月で35歳を迎えるロンドは今季、スターのトレイ・ヤングのバックアップとしてチームに貢献しており、ここまで10試合の出場で平均4.0得点、2.3リバウンド、2.9アシスト、フィールドゴール成功率 41.0%、3ポイントシュート成功率 36.8%を記録しています。
ロンドを失ったことによってレイカーズが影響を受けたことの一つは、トランジションです。彼の正確なアウトレットパスは、しばしばレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスに恩恵をもたらしました。昨季、レイカーズは速攻からの得点でリーグ6位の平均22.5得点を記録していましたが、今季はリーグ18位の平均19.1得点に下がっています。
ボーゲルHCは、昨季のロンドがどのような形で貢献していたか語りました。
「彼は攻守で試合をコントロールし、ディフェンスでもマンツーマンとゾーンを切り替える能力を持っていて、昨年の優勝に欠かせない存在だった。相手は我々が何をしているのか誰も理解していなくて、それが我々にとって上手くいったんだ」
試合はレイカーズが107-99で勝利しました。ロンドはベンチから15分間の出場でフィールドゴール2本中2本成功の5得点、2リバウンド、2アシスト、3スティールと、相変わらず攻守で堅実な貢献をしました。
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