トロント・ラプターズのカイル・ラウリーは、水曜日に行われたNBAファイナルのメディアデーで、自身の左手の親指の怪我について言及することを避けようとしました。
しかし、ラウリーはそれが自身のプレイに影響を与えていることを認めています。
『ESPN』の「The Jump」に出演した時、ラウリーは次のように語りました。
「パスのちらつきや、ボールハンドリング(への影響)だね。正直に言うと、試合中は親指の感覚が無いんだ。」
ラウリーは、フィラデルフィア・76ersとのカンファレンス準決勝の際に親指を負傷しました。
それでもラウリーは、NBAファイナルに向けて怪我を言い訳にしたくないと語っています。
「シーズンが終わればケアをしなければいけないだろうけど、あまり話したくないんだ。僕は怪我についてごちゃごちゃ言っていないし、言わないし、気にすることもない。高いレベルでプレイできるように、必要なことを続けるだけだよ。それだけさ。」
ラプターズのニック・ナースHCは、ミルウォーキー・バックスとのカンファレンス決勝で、ラウリーが痛みを押してプレイしていたことを語りました。
「カイルの手は、あまり良くない。だけど、彼は試合を通してそれを管理できるし、自分がやれることはやれるようだ。彼は明らかに、いつも以上に素晴らしいプレイをしていて、とてつもないタフネスや、自分のチームを出来る限り手助けしたいという精神を持っている。」
ラウリーの怪我の状態は気になるところですが、それでも出来る限り最高のパフォーマンスをしていることで、チームにネガティブな影響が出ていないのは、彼の高いプロ意識だと言えるでしょう。