直近2シーズンの得点王であるヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンは、新たなショットを生み出すための改善と改革に取り組んでいます。
そして先日のピックアップゲームの中では、片足でステップバックしながらスリーポイントシュートを打つという新技を披露してみせました。
決して遊んでいるわけではありません。
『ESPN』のティム・マクマホン氏によれば、ハーデンは次のように語りました。
「常にクリエイティブになろうとしている。バスケットボールでも、人生でも、ビジネスでも、僕は常に良くなろうとしているんだ。いつもインパクトの強いやり方を探している。バスケットボールにおいては、クリエイティブでなければならない。11年目(のシーズン)であり、毎年改善したいと考えているよ。同じままでは居たくないんだ。成長を続けるやり方を見つけなければいけない」
この数年間でも、ハーデンは対戦相手を苦しめるムーブをいくつか開発してきました。
しかし、今回の片足でのステップバックから放つスリーポイントシュートに関しては、重要な試合で使えるか本人でも分からないようです。
それでもハーデンは、そのショットに磨きをかけることを、この夏の目標としています。
「よく分からない。これは僕が取り組んでいる何かなんだ。でも、マイク(マイケル・ジョーダン)がフェイドアウェイを、ダーク(ノビツキー)が片足でのショットを、(カリーム・アブドゥル・ジャバーは)スカイフックがあることも知っているよね。僕のステップバックを、永遠に受け継がれるムーブの一つにしたい。世界中を旅した時、”ねえ、ジェームス!ステップバックを習得したよ!”と言う子供たちを見るのが大好きなんだ」
「僕はクリエイターであり、イノベーターであり、自分のやり方で道を切り開き、自分のやりたいようにやっていて、それが全てだ。これは僕が夢見ていたこと。今では現実になっているんだから、とても素晴らしいね」
今でさえ、NBAの選手たちはハーデンのステップバックに苦しんでいます。
ハーデンの新技が、彼を本当に止められないオフェンシブプレイヤーへと進化させる時が来るのでしょうか。
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