2019 FIBAワールドカップ、昨季NBAでシーズンMVPを受賞したヤニス・アデトクンボ擁するギリシャ代表は、初戦のモンテネグロ代表に85-60で快勝しました。
アデトクンボはわずか16分間の出場でしたが、10得点を記録し、派手なダンクやブロックで会場を沸かせています。
試合後、アデトクンボは『Eurohoops』に対し、ギリシャ代表の限界の無さについて語りました。
「このチームに限界は無いと思う。100%が発揮できれば、上手くいくだろうね」
実際、アデトクンボが出場していなくても、ギリシャ代表は危なげない戦いぶりを見せています。
ジョルジオス・プリンテジスがチーム最多の16得点、元サクラメント・キングスショ所属のジョルジオス・パパヤニスが15得点、10リバウンドと、チームを牽引していました。
アデトクンボはチームメイトについて、次のように語っています。
「素晴らしいグループだと思う。昔の世代から新しい世代に移り変わっているのは間違いないけど、僕がチームで最も重要な選手では無いんだ。パパヤニス、プリンテジス、(イオアニス)ブールーシス、(コスタス)スルーカス、(ニック)カテラスや、他のみんなもだ。みんなが、このチームの重要な選手になれる。全員が重要で、このチームにたくさんの貢献が出来るんだよ」
ギリシャ代表は、3日に強豪ブラジル代表との試合が控えていますが、それでもグループFの全試合で勝利するチームとして評価されています。
もしかすると、2次ラウンドでアメリカ代表と激突する瞬間もやって来るかもしれません。
しかし、アデトクンボはその質問を一蹴しました。
「アメリカ代表については考えていない。次の敵はブラジルだ。その試合に集中しなければいけない。チームUSAはまだ先だよ」