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ステフィン・カリー「優勝がまだ目標」

ゴールデンステイト・ウォリアーズがプレイオフで戦い抜くために、ステフィン・カリーがどれだけ重要な存在であるのか――。

10月17日(日本時間18日)のロサンゼルス・レイカーズとのプレシーズン戦でカリーが休養のために欠場した時、ウォリアーズは93-126で大敗し、その問題を浮き彫りにしました。

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クレイ・トンプソンは復帰にしばらくの時間がかかるため、ディアンジェロ・ラッセルが居るとは言えど、過去5年間で3度の優勝を経験したとき以上の重荷を、カリーは背負うことになるでしょう。

『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ氏によれば、カリーはチームの変化について、次のように語りました。

「僕たちは常に最初の20試合に集中すると言ってきたけど、今シーズンは前とは同じ意味ではない。これまではシーズン82試合の単調さに飲まれないように、最初の20試合に集中していた。今は危機感を感じるという意味だ。僕たちは正しいスタートを切って、新しいアイデンティティを創造し、基本的に何が起ころうとバスケットボールを楽しみ、未知の領域を乗り越えないといけない。こうして説明しようとしている僕でさえ、コート上で僕たちがどうなるか分からないんだ。これまでの成功を考えれば、毎日がフレッシュで新しいものになる。僕たちがプレイオフに進出するためには、毎日がとても重要だ。そしてクレイが復帰し、僕たちが自分自身を理解したとき、プレイオフではどのチームも僕たちと対戦したいとは思わないだろう。これは有名な話だね」

ただ同時に、ウォリアーズはカリーの仕事量を管理し、怪我に繋がるハードワークを避けなければなりません。

カリーは82試合全てに出場するとは考えていませんが、それでもその中で精一杯戦うことを覚悟しています。

「自分がどうすればベストな状態でいられるのかを理解し、シーズンを通じてそれを維持することには長けている。もちろん82試合に出場することは無いだろうけど、コート上ではどんな激しさがあろうと覚悟しているよ」

誰もがカリーが牽引することに期待するため、彼には大きなプレッシャーがかかるように思えます。

しかし、彼はその懸念を払拭するコメントを残しました。

「自分に自信を持っていなければ、不安になってしまう。でも心配していない。プレッシャーは正しい言葉ではないよ。僕は自分たちの状況を把握していて、その中に自由があると感じている。だから自信を失ったことはないんだ」



ウォリアーズがもはやリーグのトップチームでないことは、ウォリアーズの組織内でも理解されています。

重要なのはチームが健康を維持し、シーズンの後半へかけて修正していくことでしょう。

ですから、ウォリアーズやカリーの目標が変わることはありません。

カリーはこう言います。

「優勝がまだ目標さ。ずっとそうだった。僕たちは全てことを経験してきたから、そこへ戻るためにプッシュし続けるつもりだよ。内面的には変わったかもしれないけど、僕たちはまだ同じ目標を追い求めている」

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『ステフィン・カリー 努力、努力、努力 自分を証明できるのは、自分だけ』

  • 原著:Marcus Thompson,2
  • 著:マーカス トンプソン,2
  • 翻訳:東山 真

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