トロント・ラプターズとパスカル・シアカムは、今後数年間に渡って互いに手を取り合っていくことになるでしょう。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏によれば、ラプターズとシアカムは4年1億3,000万ドル相当のマックス契約での延長に合意しました。
Toronto Raptors forward Pascal Siakam has agreed to a four-year, max contract extension, agents @TRamasar and @choufani_lsme tells Zach Lowe and me.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) October 19, 2019
キャリア3年目の昨シーズン、シアカムは飛躍的な成長を遂げ、1試合あたり平均16.9得点、6.9リバウンド、3.1アシストを記録し、最優秀躍進選手賞(MIP)にも受賞されました。
25歳の若さでありながら、どのポジションの選手を守ることもでき、大舞台でも得点できる能力を持ったシアカムは、カワイ・レナードを失ったラプターズが次にフランチャイズを託すべき選手であることは間違いありません。
この契約によりシアカムは、ジャマール・マレー、ベン・シモンズに次いで、今年のオフシーズンでルーキー契約をマックス契約で延長した3人目の選手となりました。
マレーとシモンズは5年契約ですが、シアカムは4年契約であるため、2024年の夏にフリーエージェントとなります。
ラプターズは先日にもカイル・ラウリーと1年3,050万ドルの契約を結んでいるため、来年の夏に多くのキャップスペースを生み出すことはできなくなるでしょう。
それでも、サージ・イバカ、マーク・ガソル、フレッド・ヴァンブリートは今シーズン限りの契約となるため、ラプターズはサラリーキャップを下回るだけの柔軟性は確保できます。
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