ロサンゼルス・レイカーズのエイブリー・ブラッドリーにとって、昨シーズンにわずか14試合を過ごしたメンフィス・グリズリーズは、特別な時間だったようです。
しかし、この夏、グリズリーズはロスターの見直しに伴い、サラリーを節約するためにブラッドリーを解雇しました。
『Commercial Appeal』のデイビッド・コブ氏によれば、10月29日(日本時間30日)に行われたグリズリーズ対レイカーズの一戦の後、ブラッドリーは古巣から解雇されたことについてこう語っています。
「(解雇は)運が悪かっただけのこと。多くの変更があったからね。そこでの時間は特別だったよ」
昨シーズンのトレード期限が近づく中、ブラッドリーはロサンゼルス・クリッパーズからグリズリーズへトレードされました。
クリッパーズで49試合に出場し、平均8.2得点に終わっていたブラッドリーでしたが、移籍後のグリズリーズでは平均16.1得点と活躍を魅せていただけに、信頼を勝ち取ることができたと感じたかもしれません。
ブラッドリーは、グリズリーズで指揮官を務めていたJB・ビッカースタッフ・ヘッドコーチについて、次のように語りました。
「JBはプレイする機会を与えてくれた。それに感謝しているし、メンフィスの街にも感謝しているよ。ここが僕の故郷だ」
ブラッドリーが今シーズンに得られるサラリーは、レイカーズと結んだ契約の480万ドルと、グリズリーズに在籍した際に保証されていた200万ドルであり、もしグリズリーズがブラッドリーを解雇していなければ、彼は約1,300万ドルを得ることができたでしょう。
しかし今、ブラッドリーが着用しているのはレイカーズのジャージーです。
迎えた古巣との初対戦では、120-91で快勝しました。
ブラッドリーはグリズリーズと対戦したことについて、こう語ります。
「変な感じだよ。でも、見慣れた顔と対戦するのがNBAだ。それは楽しいことさ。彼らに会えて良かったし、彼らに勝てたことはもっと良かった」
ブラッドリーは、グリズリーズで2018-19シーズンを終えた後に移籍した、8人の選手のうちの1人です。
そしてその中でも、ブラッドリーが在籍するレイカーズは、今シーズンの優勝候補の一つとして見られています。
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