2018-19シーズンのボストン・セルティックスは、イースタン・カンファレンスの優勝候補として期待されていたものの、第4シードで臨んだプレイオフのカンファレンス準決勝で、ミルウォーキー・バックスに敗れて終わる結果となりました。
セルティックスのゼネラルマネージャーであるダニー・エインジ氏は、『ESPN』のレイチェル・ニコルズ氏に対し、昨シーズンに上手くいかなかった問題が、自身の責任であることを明かしています。
「今になって思えば、(ヘッドコーチの)ブラッド(スティーブンス)がコーチをしやすくするために、もう少しロスターを整えておくべきだった」
エインジ氏は、当時のロスターを改善しなかった理由として、オールスターの時点でチームが37勝を挙げていたためだと言いました。
今シーズンのセルティックスは、最初の16試合で12勝を挙げており、非常に素晴らしいスタートを切っています。
そして、エインジ氏は昨シーズンのチームを参考にし、「もう少し慎重に、同じ層の厚さを持つ別のロスターを構築する」ことを考えています。
ただ同時に、昨シーズンの問題がカイリー・アービングの責任になっていることに対して、エインジ氏は否定しました。
「今シーズンはカイリーが居ないからと言って、彼を責めるのはふざけている。私は全ての選手の責任であり、そして私自身の責任であると考えている」
今のところ、昨シーズンの失敗から学んだ教訓は、活かされていると言えるでしょう。