マイアミ・ヒートのケンドリック・ナンは、かつてイリノイ大に在学中にコート外で問題を起こしてしまったこともあり、2018年のドラフトで指名されず、昨シーズンはGリーグで1年間を過ごすことになりました。
しかし、ドラフト外選手としてヒートに入団した今シーズン、新人王の資格を持つナンは、まさしくその賞を狙えるだけの活躍を続けています。
ザイオン・ウィリアムソンが開幕から欠場を余儀なくされたこともあり、現状のパフォーマンスが続けばナンか、あるいはメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが最有力候補となるでしょう。
ナンは『The Athletic』のシャムス・シャラニア氏に対し、新人王について自身の考えを明かしました。
「まだ早いけど、これまでの僕は、間違いなくそのためにプレイしている。シーズンを通じてそのプレイを続け、その賞を獲得できればいいなって思っているよ」
実際、ナンは昨シーズンの終わり頃にヒートと契約を結んでいましたが、彼は一度もNBAでプレイしませんでした。
そうして迎えた今シーズン、彼は17試合で平均16.5得点、フィールドゴール成功率47.8%、3ポイントシュート成功率40.4%を記録しています。
文字通り、ナンは2019-20シーズンの隠し玉だったのかもしれません。
【投票】
- できない 71%, 125 票125 票 71%125 票 - 71%
- できる 29%, 50 票50 票 29%50 票 - 29%